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日刊サイゾー トップ > 海外  > 精液アレルギーで瀕死の状態に

彼氏の”アレ”をゴックンした女性がアレルギー発症→瀕死状態に

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 スペイン南東部の地中海に面したリゾート地のアリカンテで、31歳の女性が彼氏に口淫してその精液を飲み込んだところ、しばらくして嘔吐と呼吸困難を起こし、病院へ運び込まれるという珍事件が起こった。

 医師の診断は、アナフィラキシーによる急性アレルギー反応。このアナフィラキシーとはアレルギー反応の一種で、アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を摂取したり、接触したりして引き起こされる。呼吸困難や嘔吐、じんましんなどの症状があり、重篤な場合にはショックにより死に至ることもあるという。

 女性の命に別状はなく、1週間ほどの入院で退院できたが、ペニシリンに対してアレルギーがあるものの、セックスの前に薬を服用したり、変な食べ物を食べたりはしていないという。

 では、何が原因だったのか?

 医師が相手の男性についても調べたところ、耳の感染症の治療のために、アモキシシリン・クラブラン酸という、ペニシリン系の抗生物質をセックスの4時間ほど前に服用していたことがわかった。

 アレルギー反応を引き起こす原因としては初めて記録されたケースと見られ、精液内にわずかでもアレルゲンが含まれていると、アナフィラキシーを起こす可能性があるため、薬に対してアレルギーがある人はセックスの際にコンドームを使うべきだという。

 若年層の間では性行為による精液や膣分泌液を介した性感染症が広がっており、セックスパートナーを限定することが予防法として勧められているが、自分になんらかのアレルギーがある場合、これからは相手がどんな薬を服用しているかまで気をつける必要が出てきそうである。

最終更新:2019/03/18 18:00
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