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堀江貴文の東大受験に賛否両論! 過去には田村淳が批判に反論も……芸能人受験企画の是非

堀江貴文

 元ライブドア代表取締役社長であり、現在は実業家やタレントとして幅広く活動するホリエモンこと堀江貴文。そんな彼が東京大学を受験し、その結果が話題となっている。

 堀江は10日にAbemaTVで放送された受験ドキュメンタリー番組『ドラゴン堀江』の中で、東大受験の結果が、不合格であったことを発表。もともとこの番組は、現役時代の夏に現状の偏差値ではかなり可能性が低いというF判定だったにもかかわらず、東大文学部に現役合格を果たした堀江が、若手タレントとともに半年で東大合格を目指すという内容。グラビアアイドルのわちちなみと、芸人のオバンドー吉川はセンター試験の足切りで脱落したが、堀江と芸人のTAWASHIは二次試験へと駒を進めていた。最終回であるこの放送では、二人の二次試験の結果が発表されたが、ともに不合格。これを受けて、生中継で出演した堀江は「俺、多分受験系で落ちたの初めてなんだよね。やっぱちょっとギリギリ…数学なめてたね」と、数学が足を引っ張ったことを悔しがり、来年の受験について「(数学は)もともと好きなんだよ。(中略)もう1年やったら、無敵モードになっちゃって、絶対勝つみたいになって、番組面白くないと思う」と自信を滲ませた。

 この堀江の東大受験の結果について、ネット上では「二次試験に進めただけすごい」「現役からずいぶん経ってるから仕方ない」と堀江をフォローし、二次試験に進めたことを称賛する声もあるが「あんだけ大口叩いて不合格か」と批判する声、「仮にホリエモンが受かって現役で落ちた人たちは泣くに泣けんよ。企画とは言え挑戦する意義はあるかな」と企画で東大を受けることに疑問を呈する声など、賛否両論となっている。

「こういう受験企画って好き嫌いがはっきり分かれる企画ですよね。古くは、82年に島田紳助さんが東大合格を目指してセンター試験を受けようとしたものの、試験会場ですったもんだがあり、受験自体を棄権してしまった事がありました。近頃では、昨年に同じくAbemaTVの企画でロンブーの淳さんが青学を受験して不合格になったことや、日本テレビ系列の番組の企画でオードリーの春日さんが東大受験を目指すもセンターで足切りされたことなんてこともありましたが、どちらもかなり批判を集めていましたよ」(テレビ制作会社勤務)

とはいえ、こうした企画で受験を行うこと自体が悪だと決めつける風潮にも問題がないわけではないようだ。

「淳さんが14日にSNSのTwitterでこうした受験企画について、『社会人が未来ある若者の大切なひと枠を奪うな!と…でもその意見はおかしいと思うんだよね…社会人でも現役生でも、大学に行く目的があっても無くても、全ての人に門戸は開かれてるはずなので…学びたい人は、学びたい時に遠慮なく学べば良いと思う』と、自身の経験を踏まえて発言していたんですが、個人的にはその通りだと思います。確かに、受かった上で行かないのであれば不誠実ではあるのですが、その分大学や状況によっては繰り上げ合格もありますしね。企画で番組のサポートが受けられたとしても、他の仕事と並行して勉強するなんて、勉強に専念できる学生に比べたらかなり厳しい条件ですよ。それでもセンターは通った堀江さんって、やっぱ頭いいんだなって思いました」(同)

 賛否両論となりやすいこうした受験企画で、センター突破というまずまずの結果を出した堀江。来年も受験するのであれば、今後こそ合格して溜飲を下げて欲しいものだ。

最終更新:2019/03/18 13:09
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