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外国人が増えすぎて日本人観光客数がマイナスに!? 京都の“観光公害”が末期的すぎる!

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※イメージ画像

 もう京都になんて行く気分にならないよな。

 外国人観光客が押し寄せ、「観光公害」が社会問題になっている京都。そのことが広く知らたためか、日本人観光客が4年連続で減少する事態になっている。

 京都市観光協会などが実施している市内主要ホテルを対象にした調査によれば、2018年の日本人の宿泊客数は206万2,716人で、前年度比10万4,129人減少。4年連続のマイナスが続いており、増え続ける外国人観光客と対照的になっている。

 日本人観光客が減る理由は、京都のホテル事情である。外国人観光客の増加によって、京都ではホテルの予約が取りにくいという先入観が強い。昨年くらいからはホテルが増加したことにより、予約自体は取ることができるようになった。しかし、依然として相場は高騰しており、客足が遠のく理由のひとつとなっている。

 数カ月前から前もってホテルを予約しておけば、それなりの値段で泊まることができるのだが、間際になるとビジネスホテルのような設備で数万円、あるいはカプセルホテル程度の設備の部屋しかなくなってしまう。

 筆者も昨年、新たに市街地にできたビジネスホテルに宿泊したのだが、1万円ほどの値段にもかかわらず、部屋が四畳半程度の広さであった。寝るだけと考えれば、まったく問題はないが、こういった状況も観光客の足が遠のく理由だろう。

 いまだ訪日外国人観光客は増加しているものの、大混雑の京都は、敬遠されていく懸念もある。

「関西圏でも大阪は観光だけでなく買い物も便利で、今後も人気は落ちないでしょう。でも、神社仏閣がメインの京都は、風情が失われたらおしまいです。最近は、風情を求めて高野山へ向かう外国人観光客も増えていますよ」(経済紙記者)

 その高野山も、外国人観光客が増えすぎて、風情は失われつつあるという。

(文=大居候)

最終更新:2019/03/17 18:00
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