有吉弘行が『R-1ぐらんぷり』にチクリ「優勝しても売れない……」
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10日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)で、同時間帯に放送中だった『R-1ぐらんぷり2019』(フジテレビ系)について語られた。
有吉は「『R-1』って独特だよね。優勝しても売れねぇしさ。マジで華丸さんだけだろ売れてるの。やまもとまさみなんか見やしねぇよ」と話した。
博多華丸は2006年の第4回大会で「児玉清のあいうえお作文」ネタで優勝している。当時は、博多華丸・大吉として福岡から東京へ進出直後であり知名度向上に大いに役立った。やまもとまさみは14年の第12回大会の優勝者であるが、自他ともに認める「フリートークが苦手」のウイークポイントが克服できずテレビから消えてしまった。確かに有吉のいう通り『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)に比べて優勝してもいまいち知名度が上がらない。
さらに有吉は『R-1』の会場の雰囲気について「誰が面白いとか、前評判あんまり関係ないよな。その日の客の空気がどういうものかによる。むちゃくちゃ玄人で男ばかりだったら三浦マイルドが優勝するんだろうけど。女の子ばかりだったら三浦マイルドとかルシファーとか無理だろ」と話した。
ただ、三浦マイルドは13年の第11回大会で優勝している。『R-1』は『M-1』に比べてその場の空気が大きく影響しそうだ。会場の観客の反応や審査方法などについては、ネットでも賛否両論が巻き起こっている。
続けて有吉は番組自体の知名度がまだまだ低いため、『R-1』の優勝者は知名度がある方がいいとし「テレビ関係者は優勝者を紹介するのに三浦マイルドじゃイヤって思ってるんじゃない?」と話し「吉本の社員も『霜降り頑張れ』って思っていて『三浦マイルド、わかってるな?』と思ってるのでは」と話し、笑いを誘っていた。
このトークが展開された時点で優勝者は決定していなかったが、図らずも、霜降り明星・粗品の優勝を予言するトークとなってしまった。有吉も指摘する通り『R-1』には、あらゆる意味でも変革が求められているのかもしれない。
(文=平田宏利)
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