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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『3年A組』最後まで熱すぎ!

最終話は15.4%! 菅田将暉主演『3年A組』はなぜ支持されたのか?

日本テレビ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』公式サイトより

 昨日(3月10日)、『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)の最終話が放送された。

 多くの視聴者の予想通り、柊一颯(菅田将暉)が起こした今回の騒動はSNSに警鐘を鳴らすことが目的だった。

澪奈のさくらへの別れが手紙だった理由

 景山澪奈(上白石萌歌)が自殺した日、茅野さくら(永野芽郁)はビルの屋上で澪奈と会っていた。さくらはクラスでいじめを受ける澪奈を見て見ぬふりし、皆と同じように無視したことを謝罪した。

 ちょうどそのとき携帯が鳴り、さくらは会話を中断。そして、スマホを手に取った。すると、澪奈の耳にだけ「ドーピングの景山澪奈だ」「悲劇のヒロイン気取ってんじゃねえよ」という声が届く。

「やめて……。なんでそんなこと言うの!? なんで私を責めるの!?」(澪奈)

 スマホに文字を打ち込むさくらを見て、様子がおかしくなる澪奈。さくらが味方だとはわかっている。なのに、さくらが敵に見えてしまう。SNSで誹謗中傷にさらされ、澪奈の身には幻覚や幻聴が起こるようになっていた。

「ダメなの。皆が敵に見えて、そんな風に思う自分が嫌で、たまらなく嫌で。だからもう、無理なんだ」(澪奈)

 澪奈は屋上から飛び降り、自らの命を絶った。

 第1話で「もう二度と話しかけないで。さくらとは友達になれない」と、澪奈から手紙をもらったことをさくらは明かした。それを聞いた柊は「なんで手紙だったんだろうな?」と質問した。もう、澪奈はメールも打てないくらいに追い詰められていたのだ。

 SNSで標的にされ、澪奈のように心の病気になった人は現実でも大勢いるはずだ。

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