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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『QUEEN』が剥き出しにする差別

竹内結子『QUEEN』が剥き出しにする差別……今回も“女の味方”を自称しながら女を貶めました

「女性が切り拓いていく時代、始めてくださいね」

『QUEEN』はホントに差別と悪意に満ちたひどいドラマに仕上がっていて、たぶん現場は気付いてるけど、上のほうの人は気付いてないだろうし、ここまできたらもう気付けないのでしょう。上記は、竹内結子のキメ台詞です。恐らく、ドラマがそういうメッセージを送りたいという気持ちは本当なのだと思う。ただ、あらゆる差別に対する考え方をアップデートする努力を怠り、対立構造を単純化することばかりに固執した結果が、この出来の悪さなのでしょう。

 ちなみに和久井さんの盗用問題については、元の論文の著者が「引用許可を出していた」ということで不問になっていました。

 いや、あのね、盗用とか引用とかに著者の許可がどうこうって、論文の評価とは関係ないから。許可がなくても引用の条件を満たしていれば正当な引用だし、許可があっても出典の記述をせず(疑われたってことは、なかったんでしょ)、それを「自分の論である」と書けば盗用だから。そんな基本的なことさえ勉強していないのか、知っていて誤魔化しているのか、一事が万事、そういうことです。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

最終更新:2019/03/07 20:00
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