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「東京が怖い」はガチ? キャラ作り!? 話題の青森ローカルアイドル・王林を直撃!
2019/03/08 14:00
#インタビュー #北村ヂン
みんな、黙々と歩いているのが怖い
――テレビ局って都会の極みみたいな場所ですけど、芸能人と会話するのは怖くないんですか?
王林 緊張はしますけど、電車で隣に座った人に話しかけるよりは、気持ちを楽にして話すことができます。それはなぜかというと、テレビにはいろんな人がいるから、私みたいな人の話も理解してくれるような気がするんです。心を開けます。
—――電車で隣に座った人に話しかけるハードルは、弘前でも同じでしょう。
王林 弘前だったら、特に話せないという感情は浮かばないです。みんな友達っていうか、みんな仲間っていうか。
――いくら弘前でも、大半は知らない人ですよね?
王林 みんな、そんなに壁を作っているような感じではないんです。気軽に話しかけるし、気軽に話しかけられるし。
――何を話すんですか?
王林 たとえば、床のタイルがはがれているのが気になったら、お互いに確実に気づいているんだから、ちゃんと話し合おうと。「はがれてますね」って。
――(笑)。東京では、知らない人とめったに話さないですからね。
王林 みんな、黙々と歩いているのが怖いんですよ。もっと人の存在を理解してほしい。みんなそこにいるのに、なぜいないことにしちゃうのかっていうのは思いますね。
――人が多すぎて、いちいち「人」だって認識してると大変ですからね。
王林 あまりにも考えなさすぎていると思ってしまいます。
――でも、最近は、東京で話しかけられたりもするんじゃないですか?
王林 ああ、すごくまれに、声をかけられるようになりました。ビックリします。東京なんて、青森から離れている場所でも私が知られているなんて。
――知ってますよ、テレビに出てたら。
王林 それをかみしめるようになってきたかもしれません。
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