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日刊サイゾー トップ > 海外  > 男性の喉に10センチのヒルが寄生

原因は生水か? 全長10センチのヒルが喉の中で2カ月間にわたって生息!

中国では、体内からヒルが出てきたという事件がたびたび起こっている

 中国では一般的に、水道水をそのまま飲むことはしない。必ず煮沸してから冷ましたものを飲むか、ペットボトルに入った水を購入して飲むのが普通だ。

 それは、水道水が日本のように清潔ではないことに加え、中に何が入っているかわからないからでもある。実際に筆者が現地に住んでいたときも、水道の蛇口から水を出したら、シンクに小さなミミズのような生き物がウネウネしていたことがある。

 四川省宜賓市に住む男性・李(60)さんは、この2カ月ほど原因不明のせきに悩まされていた。しかも喉が異様にかゆく、せき込むと同時に血を吐くほどだった。

 病院に行って診察を受けたものの、原因がわからない。そこで今度は漢方医療の病院へ行ったところ、ようやく原因が判明した。李さんの気管の表面に、なんとヒルが吸いついていたのだ!

 そのままでは取り出すのが困難だったことから、医師はまず鎮静剤を噴霧してヒルの動きを止め、鉗子を使って喉から取り出した。出てきたヒルは、全長10センチもあったという。

 農村に住む李さんは水を煮沸することなく飲んでいたとみられ、水の中に紛れ込んでいたヒルの卵が李さんの体内に入り込み、喉で卵がかえって、そこで成長したと推測されている。

 そして2カ月ほどの間、ヒルは李さんの血を吸い続け、10センチにまで大きくなったわけである。

 中国ではゆめゆめ、生水を飲んではいけないのである。

(文=佐久間賢三)

最終更新:2019/03/06 21:00
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