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日刊サイゾー トップ > 海外  > 赤ちゃんへのチューは危険すぎ!?

かわいくてもチューは厳禁!? 1歳女児、親戚からヘルペスをうつされ死の危機に

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 生まれて間もない赤ちゃん。あまりのかわいさに抱き上げてキスしてしまいたくなるほどだが、実はこれ、赤ちゃんの命を危険にさらす行為になりかねないということは、あまり広くは知られていない。しかも、感染症を持った人がキスしたりしたら、さらに深刻なことに……。

 イギリスのタブロイド紙「ミラー」が、あやうく一大事になるところだった、1月の事件を伝えている。

 イギリス中東部のダラムに住むブローガン・トーマス(22)さんは、1歳になる娘のケイラちゃんをお風呂に入れようとしたところ、ケイラちゃんの脚に紫色の発疹が広がっていることに気づいた。

「そのうち激しく泣くようになり、それが発疹の痛みから来ていることは容易に予想できました。そこで、すぐに病院に連れていったんです」(ブローガンさん)

 医師の診断はヘルペス性湿疹。ヘルペスウイルスに感染することによって発症するもので、赤ちゃんは免疫力が弱いため、治療が遅れると命の危険にさらされるという。

 医師の話によると、おそらく口唇ヘルペスにかかっている誰かがケイラちゃんの唇にキスし、感染したのではないかという。ブローガンさんの記憶では、確かに最近、親戚が遊びに来た際、ケイラちゃんにキスしていたという。

 ケイラちゃんは4日間入院し、2回に及ぶ抗生物質の投与や皮膚に薬を塗ることで、ようやく退院することができた。しかし、退院から1カ月たっても完全に治癒したわけではなく、通院を続けているという。

 17年7月には、米アイオワ州で生後18日の新生児が、口唇ヘルペスウイルスに感染、髄膜炎を発症し、命を落としている。

 たとえ病状が出ていなくても、なんらかの感染症のキャリアになっている可能性がある 。それが大人には問題なくても、まだ免疫力の弱い赤ちゃんには重大な問題を引き起こすことがある。

 やはり、いくらかわいくても、赤ちゃんの唇へのキスは避けるべきだろう。

 

最終更新:2019/03/05 21:00
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