乃木坂46卒業の西野七瀬、女優への転身は“いばらの道”……「強烈な人見知り」克服できる?
#アイドル #西野七瀬
2月24日、乃木坂46の西野七瀬の卒業コンサートが西野の地元・大阪の京セラドーム大阪で行われ、“乃木坂のエース中のエース”がグループを卒業した。
西野は2011年、乃木坂の1期メンバーとしてグループに加入。8枚目のシングル「気づいたら片想い」で初センターを務めると、その後合計7回センターを務めており、これはグループで最多だ。乃木坂で一・二を争う人気を誇るメンバーだけに、西野の卒業がグループに与える影響は大きい。大手出版社の関係者がこう語る。
「西野は、白石麻衣に比べるとCMの露出が少ない分、一般的な知名度では劣りますが、ファン人気はトップといっていいメンバーです。センターを務めた回数は最多ですし、写真集やフォトブックもそれぞれ20万部以上売れています。西野の年齢(24歳)を考えると、卒業は仕方ありませんが、こうなると西野より年上の白石がグループを卒業するのも時間の問題です。乃木坂は世代交代があまりうまくいっておらず、グループの将来には大きな不安要素が残ります」(芸能ライター)
抜群の人気を誇る乃木坂だが、西野に代わるエースの育成は急務だ。一方、グループを卒業した西野は女優として活動していく意向だが、これまた将来は未知数だ。女性アイドルに詳しい芸能ライターが語る。
「西野は、2017年に公開された乃木坂の映画『あさひなぐ』や、テレビ東京の連ドラ『電影少女』で主演を務めており、演技経験はあります。ただ、『あさひなぐ』は、役柄が本人と似通っていたため、真価を図るのは難しく、『電影少女』は原作がセクシーな作品なので、『西野がどこまで過激なシーンを再現するか』に、もっぱら注目が集まってしまいました」(芸能ライター)
乃木坂から卒業したメンバーでは、深川麻衣が朝ドラに出演するなど、女優として着々とステップアップを図っているが、芸能事務所の関係者は、西野が抱えるいくつかの問題点を指摘する。
「ファンの間では有名ですが、西野はかなりの人見知りで、冠番組で司会を務めるバナナマンと打ち解けるのに数年を要したことを告白しています。トークも気の利いたことを言えるタイプではないので、タレントでなく女優というのは正解でしょう。ただ、これまでファンの中心は男性でしたが、女優で活躍するとなると、女性ファンも獲得していかなければいけません。グループアイドル出身というだけで、共演者の女性ファンには色眼鏡で見られるでしょうし、マイナスからのスタートと考えたほうがよいでしょう。そして一番の問題は、西野がアイドルとして成功してしまったことです。長年『西野七瀬』として人気を集めてきた彼女は、その色が強すぎて、『どんな役をやっても西野七瀬に見えてしまう』『もともとのイメージから逸脱すれば、ファンが失望する』という2つの呪縛からは逃れられません。前田敦子、大島優子、島崎遥香など“元AKB組”が軒並みパッとしないのは、それが理由のひとつとなっています。西野が本気で女優で成功したいのなら、乃木坂時代のファンをすべて捨てるぐらいの覚悟がないと難しいでしょう」(芸能事務所関係者)
乃木坂からは卒業したが、目の前に立ちはだかる“坂”は、かなり急なようだ。
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