ノブコブ・吉村崇がバラエティーで大活躍中! “ノースキャンダル”の安定感が高評価
#お笑い #平成ノブシコブシ #吉村崇
バラエティー番組において欠かせない存在が、中堅芸人たちだ。ひな壇では裏回し役をこなし、ロケでは素人をイジり、クイズ番組ではそこそこ正解を出し、ワイドショーでは視聴者目線の素朴な疑問を投げかける──。地味な役回りだが、勢い任せの若手芸人にはできない、落ち着いた仕事を黙々とこなすのが、中堅芸人だ。そして、いま中堅芸人の世界で、ひっそりと評価を上げているのが、平成ノブシコブシの吉村崇だという。
「『ピカルの定理』(フジテレビ系)のレギュラーになって売り出されていた2010年頃は、“破天荒キャラ”が空回りすることも多くて、業界内評価も低かったんです。でも、今となってはMCを任せることもできるし、ひな壇でもトークができるし、運動神経もよくて体を張れるので、ゲーム系の番組でもしっかり活躍できる。いつの間にかオールマイティーな芸人として、かなり重宝されています」(バラエティー番組関係者)
日本テレビ系『嵐にしやがれ』では、ゲームコーナーのMCを務め、テレビ朝日系クイズ番組『くりぃむクイズ ミラクル9』にもレギュラー出演する吉村。フジテレビ系情報番組『ノンストップ!』にもコメンテーターとして出演している。
「どの番組でも、そこまで目立っているわけではないけど、中堅芸人として求められることをしっかりとこなしているという感じ。決して前に出すぎることがないのも、吉村さんの使いやすい点ですね。あとは、他の芸人さんがスケジュールでNGだった場合に、吉村さんが呼ばれるというケースも多い。サンドウィッチマン、千鳥、陣内智則、麒麟川島あたりのバックアップ要員として、真っ先に名前が挙がるのが吉村さんです。しかも、売れっ子に比べるとギャラも安めなので、さらに使いやすいんです」(同)
また、吉村は「スキャンダルがない」という点も高評価につながっている。
「若手時代は女遊びも激しかったようですが、テレビで活躍するようになってからは、落ち着いているとか。妙なスキャンダルが報じられたこともないし、私生活はクリーンで、炎上騒動もない。破天荒とは程遠い芸人さんですが、だからこそ起用しやすいというのは間違いないでしょう」(芸能記者)
その上、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の「中継先に現れたヤバめ素人のさばき方で芸人の力量丸わかり説」というドッキリ企画では、生放送に乱入してくる危ない素人役のエキストラを見事にさばいて、芸人としての“力量”をしっかり見せつけた。
「『水ダウ』の素人さばきが放送されてから、間違いなく吉村さんの株が上がっていて、オファーも増えているようです。特に、それまで吉村さんと仕事をしたことがなかった業界人からの注目度が上がりましたね」(同)
今後も多方面からオファーが届きそうな、ノブコブ吉村。破天荒ではないが、安定感のある立ち回りで、知らぬ間に天下を取る日も近い?
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