村上信五が小島瑠璃子との熱愛報道で「この度は本当に…」スルーしない異例の対応なぜ
関ジャニ∞ の村上信五とタレントの小島瑠璃子の熱愛疑惑が再燃している。村上は報道を否定し、バラエティ番組で謝罪して笑いを取ったが、恋愛や結婚を制限するアイドルビジネスの限界は、嵐の活動休止にも大きく関与している。
2月1日発売の「FRIDAY」(講談社)は、関ジャニ∞の村上信五とタレントの小島瑠璃子が西麻布の個室カラオケで密会していたと報じた。1月下旬の夜、関ジャニメンバーは西麻布にある個室のカラオケ店で新年会を行っており、小島が途中から合流したという。ツーショットは掲載されておらず、二人は時間差で帰宅したようだ。
新年会の後日、記者が村上を直撃し、「小島を新年会に呼んだか」と質問したところ、村上は「知らんよ! 誰かが呼んでてビックリしたよ、俺も」とあけすけなリアクション。「お付き合いはされていない?」との質問にも、「ない、ない(笑)」と明るく否定していた。
しかし記事では、村上と小島が交際していることはもはや既定路線として話が進む。二人はジャニーズの人気者である村上の立場を考慮して、「撮られても交際は認めないという条件のもとで付き合い始めた」と記されている。
村上と小島は2017年10月にも、村上のマンションに小島が通う「お泊まり愛」を同誌が報じた。二人は当時も熱愛を否定していたが、この疑惑が1年4カ月を経て再燃しているというわけだ。
2月18日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)では、マツコ・デラックスから小島との熱愛報道を突っ込まれた村上が「コメントを取りに、うちのマンションの玄関まで(記者が)来はったんですよ。だからもうそれはもう何にもないから、もうホンマに! もう勘弁してください! ホンマに」「あともうホンマにこじるりに申し訳ないから」と、改めて交際を否定していた。
なおもマツコから「こじるりに謝ったほうがいいわよ、そろそろ。何なのよ! もうあんたホントに。謝りなさいよ、多方面に」とイジられた村上は、「すいませんでした。この度は本当にすいませんでした!」と大仰に謝罪し、視聴者の笑いを誘った。村上と小島が「撮られても交際は認めないという条件のもとで付き合」っているか知る由もないが、関ジャニ∞の新年会に小島が呼ばれて出向いたことは確かなようだった。
村上は自らの週刊誌報道をネタに昇華させるほどの胆力があったが、とはいえ恋愛疑惑を週刊誌に書き立てられただけで「謝罪」するというのもおかしな話だ。ジャニーズタレントが恋愛を公表しないのはファンビジネスの不文律であるにせよ、村上信吾はすでにアラフォーの年齢であり、恋愛どころか結婚を考えても自然な年齢に差し掛かっている。それでもなお、「多方面に謝罪」する必要はあるのだろうか。
また、恋愛に関する週刊誌報道があったとして、テレビなどでそれに言及するジャニーズタレントはごく稀。何事もないかのようにスルーして風化させるのが通例だ。村上の場合は、本当に小島との交際が「ない」から、番組で冗談として話したのかもしれない。2017年の報道時も、同番組でマツコに「で、どうなの?」と聞かれ、村上は「隣にも座ってくれへんかった。ずっと対面」と、恋愛関係にないことを強調しつつも小島が深夜に自宅にやって来たことは認めたようだった。いずれにしろ村上はジャニーズとしては異例の対応をしていることになる。
大野智の熱愛謝罪会見は、嵐の活動休止の引き金に?
同じように異例の対応をとったことがあるジャニーズタレントがもう一人いる。今年1月に活動休止を発表した嵐の大野智だ。2015年、大野は「FRIDAY」に10歳年下の元女優との岩盤浴デートおよび同棲を報じられていた。週刊誌報道の翌日は嵐のコンサートだったが、大野は開演前に記者会見を開き、「僕の軽率な行動でファンの皆様を悲しい気持ちにさせてしまったこと、反省し、申し訳ない気持ちでいっぱいです」「友人の1人で同棲という事実は一切なく、お付き合いも一切していません。もう会うことも一切ございません」と謝罪し、交際を否定するに至った。
何を撮られてもまったくお咎めなしでスルーされるタレントがいる一方で、矢面に立たされるタレントもいるというのは、理不尽なことだ。そもそも「熱愛」というごく普通のことで謝罪しなければならないこと自体がおかしい。
大野は1月の会見で「自由に生活をしてみたい」「だいたい3年前くらいからそういう気持ちが芽生えて、強くなっていった」と説明していたが、3年前という時期は「FRIDAY」の熱愛報道および謝罪会見と時期が重なる。
また、嵐の活動休止にはメンバーそれぞれの結婚が絡んでいるともいわれている。これまで、国民的アイドルを自覚して恋愛をひた隠しにしてきたメンバーが、自由を求めて「嵐」という荷を降ろす−−全員が30代後半に差し掛かった今、その道理も理解できるだろう。
「ジャニーズだから恋愛できない」「結婚できない」という理屈は、これまでアイドルビジネスにおいて自明のことだった。しかし当然ながら、ジャニーズタレントもアイドルである前にひとりの人間であり、恋愛や結婚という人生プランを制約していいものではない。多方面に影響を及ぼし大きな金が動く仕事をしている彼らではあるが、だからこそ週刊誌が「熱愛」をかぎつけたときに、それがもし事実であれば「謝罪」ではなく堂々と認め、祝福を受けられるようにしていったほうが良いのではないだろうか。
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