日本版『24』主演に唐沢寿明内定も不安要素だらけ? スリルの足りない作品になってしまう……
#ドラマ #テレビ朝日 #唐沢寿明
世界的ヒットドラマ『24 -TWENTY FOUR-』の日本版リメイクとなる『24 Japan』。テレビ朝日の開局60周年記念ドラマとして2020年に放送される同作品の主人公に唐沢寿明が内定したと「女性セブン」(小学館)が報じた。
オリジナル版ではキーファー・サザーランドが演じるテロ対策ユニット(CTU)のジャック・バウアー捜査官が主人公だったが、日本版でも同様にテロに立ち向かう捜査官が主人公になるとのこと。
「唐沢さんは特撮のスーツアクターをやっていた経験もあり、アクションは得意なので、納得の人選なのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
今回の報道の前には、主演の候補として堺雅人、岡田准一、小栗旬、阿部寛などの名前も挙がっていた。
「まだ正式発表ということではありませんが、テレ朝としては真偽不明な情報がいろいろ出回るよりも、確定的な情報が出回ってくれたほうがありがたいでしょうね。情報が錯綜すれば、スポンサーも不安になるでしょうし、いろいろと面倒くさいことに発展する可能性も出てきてしまう。『主演は唐沢で内定』という情報があれば、各方面も安心するはず。そういう意味では、もしかしたらテレ朝方面からの情報リークがあったのかもしれません」(同)
とはいえ、正式発表ではないため、今後の動きは流動的だ。
「正式発表前に情報が出たことが原因となって、降板してしまうケースは過去にもあります。テレ朝も、唐沢さんがダメだった場合の別プランは、当然のごとく用意しているでしょう」(同)
一方で、唐沢が『24』の主演をするということに対する違和感も聞こえてくる。
「キーファー・サザーランドが『24』の第1シーズンでジャック・バウアーを演じたのは、30代半ばの頃ですが、今の唐沢さんは55歳。現場でバリバリに活動する捜査員としては年齢が高すぎます。ドラマの設定上、今の唐沢さんが主演を張るというのは、ちょっと無理があるような気がします」(エンタメ誌ライター)
また、唐沢のクリーンなイメージが、役の邪魔するのではないかとの指摘も。
「ジャック・バウアーは、任務遂行のためには殺人をもいとわない役柄。ドラマの主人公としては、少々ダーティーなキャラクターです。しかし、唐沢さんは善人の役を演じることが多く、血まみれになりながら拳銃をぶっ放すようなイメージはまったくない。唐沢さんのキャラクターに作品が引っ張られてしまうと、スリルが足りない作品になってしまうのではないかとの懸念もあります」(同)
さらに、唐沢とテレビ朝日との関係性についても不安があるようだ。
「唐沢さんは、これまであまりテレ朝の作品に出ていないんです。全24話の大作ドラマの主演なのに、慣れていないテレ朝の仕事となると、ちょっと現場が心配ですよね……」(同)
なんだか不安ばかりに感じられる唐沢主演の日本版『24』。こんな状態では、本当に主演交代で別プランの発動もありえそうだ。
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