『刑事ゼロ』こじつけの嵐で失笑の結末! 『科捜研の女』の箸休め的な作品に?
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沢村一樹が記憶喪失になってしまった刑事役で主演を務めるドラマ『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)の第6話が14日に放送され、平均視聴率11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.6ポイントアップとなりました。
(前回までのレビューはこちらから)
今回、京都府警捜査一課刑事の時矢暦彦(沢村)が捜査することになったのは、進学校として有名な私立中学の校長・須藤公彦(阪田マサノブ)が、雑居ビルの屋上で刺殺された事件。犯人と思われる女(森口瑤子)は、屋上から飛び降り自殺を図り、一命を取り留めたものの事件時の記憶がすっぽり抜け落ちてしまったのです。
DNAや指紋のデータベースはなく、女の素性はまったく不明。ただ、遺体に突き刺さったナイフには、彼女の指紋がべったり付着していたため、時矢の同僚の福知市郎(寺島進)らはさっさと送検してしまおうと言い出します。
しかし、自らも記憶喪失になり、その苦しみを知る時矢は、徹底的に捜査したいと直訴。バディを組む新人刑事の佐相智佳(瀧本美織)とともに、本格的な捜査に乗り出します。
そして、容疑者の女が地理にやたら詳しいことから、タクシードライバーだったのでは? と推測して調査を開始した結果、ケータリングカーの販売員として働いていたことが判明します。そこから住所を調べ向かったところ、部屋の中には須藤の身辺を事細かに調査した資料や、それぞれ名前の違う弁護士や記者名義での名刺が見つかるのでした。
また、須藤が1年前まで勤めていた全寮制の私立中学校において、母子家庭で育った生徒が投身自殺したことも判明。医師をしているという、『真崎薫』という名前の母親が容疑者の女なのでは? と智佳がタブレットで調べたところ、まったく別人の画像が検索されます。
しかし、容疑者の女と同じく、その画像の女性の首にも大きなホクロがあることから、時矢は薫が整形したのではないかと推測します。そしてその線で捜査を進めた結果、薫は息子がイジメによって自殺したのではないかと疑い、顔を変えて生徒たちに調査をしたことや、須藤が箝口令を敷いたことによってイジメが隠蔽されたという情報を掴み、強い憎しみを抱いていたことが判明します。
ところが、街中の防犯カメラの映像などから、須藤と同じ学校に勤務する女教師・関口成美(舞羽美海)が、須藤に脅されて交際を迫られた挙句、刺殺したことが発覚。その情報を聞いた薫の脳裏に、成美が須藤を殺す現場に居合わせたことや、息子の復讐を果たしたい一心で、須藤の腹に突き刺さったナイフの柄を持ち遺体を傷つけた記憶が蘇ったところで、今回は終了となりました。
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