トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 「受験密着」バラエティの定番に昇格

ジャガー横田・息子の「受験密着」が大評判! バラエティの定番企画に昇格か

【校正待ち】ジャガー横田・息子の「受験密着」が大評判! バラエティの定番企画に昇格かの画像1
日本テレビ『スッキリ』公式Twitter(@ntv_sukkiri)より

 朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で、番組が昨年から追っていたジャガー横田の息子の中学受験の結果を放送。異例といえる高視聴率を獲得した。

 中学受験に挑んだのは、ジャガー横田の息子の大維志(たいし)君だ。医師でタレントの木下博勝さんを父に持つ大維志君の将来の夢は医師になることで、偏差値40台だった大維志君が、難関私立中学の受験に挑戦。第一志望には合格できなかったものの、医学部がある大学の付属校2校に、めでたく合格した。番組では合格を笑顔で喜ぶ親子の姿が放送されたが、笑いが止まらないのは日本テレビだ。テレビ情報誌の編集者が語る。

「現在、朝の情報番組はテレ朝の『羽鳥慎一モーニングショー』が絶好調ですが、当日の『スッキリ』は番組最高タイとなる10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録しました。前々日に放送された特別番組も10.2%を獲っており、関係者の間では『いっそゴールデンに持ってくる手もあったのでは』との声も上がりました」

 大維志君が合格した2校は、1校が都内、もう1校が千葉県にある中学校。番組では合格した2校のうちどちらの中学に進学するのかは明らかにされなかったが、人生を懸けたリアルな姿は視聴者の高い関心を集めた。この高視聴率について、テレビ関係者はこう分析する。

「大学受験密着モノは日テレの得意技で、かつての『天才・たけしの元気が出るテレビ』の『勉強して東大に入ろうね会』や、『電波少年』の“坂本ちゃん”の大学受験、近年ではオードリー春日が『得する人損する人』で東大を目指すなど、これまで手を替え品を替え使われてきた企画です。受験密着モノは、経費がかからない上に放送時間の尺を稼げますし、塾や教育関係のCMも期待できるので、当たれば大変美味しいです」

 こうなると誰もが考えるのが“続編”の放送だ。芸能事務所関係者はこう語る。

「こういった企画に出演すれば好感度が上がりますし、受験・教育関係の仕事も舞い込んでくるようになるので、仕事が欲しい芸能人にとっては喉から手が出るほどやりたい仕事です。今回のジャガー横田は3月に書籍を発売するようで、これもまた魅力的。今回の成功を見て、日テレはもちろん、他の放送局も一斉に似たような企画を用意していると思いますが、タレント側からもアプローチがあるのではないでしょうか。条件としては、子どもが“顔出しOK”なことですが、必ずどこかの局がやりますよ」

 テレビ業界のパクリ体質には、視聴者も、もはや慣れっこ。近い将来、他人の家族の受験結果に一喜一憂するのが当たり前になるかも?

最終更新:2019/02/15 08:00
ページ上部へ戻る

配給映画