太客マダムからの高額プレゼントが大炎上! ”半裸ホストクラブ”が営業停止処分に
#中国
金持ちの女性を相手にした中国上海の高級ホストクラブが摘発され、話題になっている。1月25日、上海市内中心部にあるクラブ「白馬会所」が、地元公安警察により営業停止に追い込まれた。同店は、いわゆるホストクラブ。上海中心部の静安区にあり、店舗面積は約 1,600平方メートル。VIPルームが17部屋あった。
同店の親会社は、中国全土でクラブ、バー、ヨットクラブなどを展開している大企業。ホームページを見ると、2年前にはサッカー元スペイン代表アンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)を招待したパーティーも行っている。
過去に同店がSNSに投稿していた、上半身裸のマッチョなイケメンが入り口の両サイドに並んで客を出迎えたり 、そろいのアーミー服でポーズを決めた様子などが写っていた(現在は削除)。また、同店でホストとして働くには、身長180センチ以上、イケメン、オシャレなファッションといった条件があったとされる。
富裕層の女性を相手にしているだけあって、チップは最低1,000元(約1万6,000円)から。今回、SNSにアップされたある投稿を公安が問題視、摘発に動くこととなった。
習近平政権は不正や汚職を厳しく取り締まっているが、同時に、度が過ぎる金持ちの道楽にも厳しい目が向けられている。
きっかけとなったのは、あるホストが28歳の誕生祝いの様子をアップした投稿だった。
「昨日の夜、上海白馬会所で、金主(*)28個もの贈り物をくれた。未払いのツケを払ってくれただけでなく 、純金のコップももらった。27歳の時のプレゼントはアウディだった」
(*お金をくれる人の意味、ここでは有閑マダムのような女性客を指すものと思われる)
これがネット上で大炎上し、同店での過去の馬鹿騒ぎの様子も発覚。さらに、くだんのホストが実習中の医学生だという個人情報などもさらされる羽目になった。
一度この店に行ったことがあるという、飲食店を経営する30代女性は「上海では結構有名な店でした。私が行った時は、そこそこ格好良いホストを指名して2,000元(約3万2,000円)以上チップを払った。でも、さすがにちょっと高すぎるかな 」と話す。
この騒動、あるインフルエンサーが「上海出身の有名女性歌手が同店の常連客だ」と暴露するなど 、まだまだくすぶり続けそうだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事