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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 眞子さまを週刊誌はなぜ別れさせたい?
週刊誌スクープ大賞

眞子さま&小室圭さん、どうなる!? 週刊誌はなぜ「どうしても別れさせたい」のか……?

 文春の貴乃花の連載が、宮沢りえとの婚約と破局という最大の山場になった。

 今でもよく覚えている。私はフライデーの編集長だった。久米宏の『ニュースステーション』(テレビ朝日系)をなんとなく見ていた。月曜日だった。

 突然久米が、貴花田と宮沢りえが婚約したといったのである。編集部員たちに「貴とりえが婚約したそうだ」と怒鳴った。部屋にいた何人かはテレビの前に集まり、何人かが取材先に電話をかけ始めた。

 11月場所終了後に婚約記者会見を開くと、貴花田の父親が発表した。挙式は来年5月末。媒酌人は元巨人軍の王貞治。

 11月12日にホテルニューオータニ「鳳凰の間」で行われた会見は、平日の昼下がりにもかかわらず、視聴率合計で40%を超えたそうだ。

 貴花田はこの時、大関とりに挑む関脇だった。しかし、奇妙なことに、この年の暮れから2人の破局説が流れるのである。

 婚約会見からわずか61日しか経っていなかった。1月場所を終えた直後の1月27日、両者の話し合いが行われ、婚約解消が決定。

 その夜、宮沢りえ一人で記者会見を開いた。貴乃花は午後11時から藤島部屋で報道陣に、「自分の愛情がなくなりました」と答えた。記者からの「横綱を狙う者の品格としていかがなものか」という質問に、「無責任ですね。これから身につけたいと思います」と話すだけだった。

 このスピード婚約破棄の理由は何か? フライデーも取材に東奔西走したが、真相は「よくわからない」ままだった。

 文春の連載で、その一部でも明かされるかと期待した。だが文春も、

「破局に至る背景には様々な要素が積み重なっていたことだろう。ただひとつ言えるとすれば、純粋に惹かれ合った若い二人は、結婚というステップを前に、初めてそれぞれが背負っている宿命の大きさを突きつけられたのだ」

 何を今さらである。こんなわけのわからない解説を読みたくて文春を買ったわけではない。

 貴乃花は相も変わらず煮え切らないいい方しかしていない。こうだ。

「それぞれが進むべき道が違い過ぎたわけですが、背負っているものはとても似ていました。ともに一家の柱になるべくして生まれてきて、十代からひたすらにその道を歩んできた。お互いがその喜びも孤独も理解できますし、似たような境遇に共鳴、共感したところがあります」

 巷間いわれているのは、りえが結婚して芸能界を引退し、相撲部屋の女将さんになるのを、りえママが許さなかった。貴乃花の父親も、結婚したら引退して部屋の女将さんになることが当然だと譲らなかったというものだ。

 貴乃花も、ここでこういっている。

「もし(宮沢が芸能界を引退して)職を捨てることになれば、その生き方ができなくなるわけです。お互い、親から生まれてきた身です。二人が名もない花だったら、それぞれの本意を大切にして、花を咲かせることができたのかもしれませんけどね……」

 そんなことは付き合い始めてすぐにわかることだ。お互いの親も会っていて、話もしている。本当に好きなら、親を説得し、結婚するための努力を2人はするべきだったはずだ。

 今でもお互いが口に出せない、もっと深刻な要因があったのではないか。

 秋篠宮眞子と小室圭の2人には、貴乃花と宮沢りえのケースは参考になるはずだが。

 ところで貴乃花の参議院選出馬がささやかれている。新潮によれば、2月2日、名古屋のホテルで会費2万円のパーティを開いたという。

 この日は元愛弟子の貴ノ岩の断髪式だったが、そちらは欠席した。フライデーによれば出席者は約200人。

 本人は政界転出を否定しているが、公示直前まで出馬を明言せず、ギリギリで表明するというは立候補者の常とう手段だ。

 自民党からというのが有力だが、フライデーによれば、女性候補を多数擁立しようと考えている立憲民主党は元妻の河野景子に接触しているという。参議院選という土俵で元夫婦が激突すれば、盛り上がることは間違いない。

 さて、文春のトップ記事。疑惑の宝庫といわれる片山さつき議員にまたまた「2000万円口利き疑惑」が浮上したというのである。

 要約すると、徳島県のイチゴ業者が、事業をやるために2000万円の融資を日本政策融資公庫に頼んだが断られた。

 そこで2014年、議員会館の片山事務所で公設秘書と会い、口利きの依頼をしたら、「(片山氏は)旧大蔵省出身だから、電話一本で融資が決まる」との触れ込みで、融資が決まり、成功報酬として融資額の2割の200万円を渡したと、業者の融資に関わった関係者が話しているというのである。

 この話には永田町の十全ビルに拠点を持つ実業家が関わっているそうだが、彼は相手側に片山事務所の名刺を見せているという。

 これに関わっていたのが片山の公設秘書、磯脇賢二という人物だったそうだ(後に事務所から離れた)。

 この融資話は最初、やはり「融資不可」とされてしまうのだが、三度目の申請でようやく融資を受けられたという。

 だが、あまりにも決定した時期が遅いため、実業家に支払いを拒否したところ、民事訴訟を起こされたそうだ。口利き料をもらえなかったと民事訴訟を起こすのは前代未聞であろう。

 磯脇は文春に対して、徳島の件でその人間と会ったこと、件の実業家から謝礼として65万円をもらったことを認めている。片山事務所の弁護士は、この件は片山とは関係がなく、磯脇個人でやったことだと答えている。

 とまあ、これまでの口利き疑惑も含めると、片山事務所を舞台に口利きビジネスが頻繁に行われ、それは片山議員も暗黙の了解をしていた、または上前をはねていたのではないかと思えてくるのだが。

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