眞子さま&小室圭さん、どうなる!? 週刊誌はなぜ「どうしても別れさせたい」のか……?
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
さて、死ぬ前に遺言書を書け、相続でもめないためにはこれとこれをやれと、週刊誌は挙って大特集を組んでいる。
だが、その多くが無味乾燥なノウハウばかりで、読む気を削ぐものばかりだ。
だが今週の女性セブンは一味違う。樹木希林のやり方に見習えというのである。
読んでみた。樹木は、ああ見えても大金持ちだから、われわれ下々とは違うが、読み物として面白い。
現代やポストも、こうした読んで面白くてためになる記事作りをすべきであろう。
長いが引用してみよう。
「ローン返済が終わってからは義理で仕事をしていたの。目指すものもなければ、役作りの努力もしないタイプ。ずうずうしい人間です」
これは『樹木希林 120の遺言』(宝島社)の中の樹木の言葉だ。
「極力服を買わず、手土産も断るなど『物を持たない生活』にこだわった樹木さん。そんな彼女が、ローン組んででも持つことにこだわったのが不動産だった」とセブンはいう。芸能関係者がこう話す。
「樹木さんは若い頃から不動産が趣味でした。女優を始めて間もない21才で初めて東京・大田区に戸建てを購入し、その後も売買を続けていましたね。“女優になっていちばんよかったのは、住宅ローンを早く返せたこと”と言い、目の病気で入院した際は、“お見舞いの品はいらないから、不動産屋のチラシを持ってきて”と頼むほどだったそうです」
さらに芸能界関係者はこういっている。
「樹木さんは口癖のように、“芸能人は生活の保証がないから、お金があるうちに不動産を買うべき”と言っていました。娘の也哉子さん(42才)、本木雅弘さん(53才)夫妻にも、“年金のつもりで家賃収入をいただきなさい”と勧めて、本木さんは都内に高級マンションの一室を購入。後にこのマンションは、洗脳騒動があった元オセロの中島知子さん(47才)が住んだことで有名になりました」
セブンが調べた限りでは、亡くなる前、8軒もの不動産を所有していたという。
都内の高級住宅地にある地下1階、地上3階建ての戸建て。78年に新築し、也哉子さんと一緒に住んでいたが、現在は飲食店に貸し出しているそうだ。
都内の一等地で約400平米の土地に建つ戸建て。01年に新築したバリアフリー対応の2世帯住宅。樹木はここで最期を迎えた。
そこから車で10分ほどの距離にあるマンションは、樹木の個人事務所である「希林館」が所有し、夫の内田裕也(79才)が住んでいるという。
その他にも都内に戸建て3軒、マンション2棟を所有しているそうである。8つの不動産と土地を合算すると、総額は優に10億円を超えるという。
先の芸能関係者は、「これだけ巨額の遺産がありながら、樹木さん亡き後、遺族の相続はもめることなく驚くほどすんなり決まったそうなんです」と話す。
樹木の遺産の法定相続人は配偶者の内田、娘の也哉子、婿養子として養子縁組を結んだとされる本木だが、このうち、夫の内田は相続の全てを放棄することに同意したとみられるという。
樹木の死後、都内にある3つの戸建ては、相続により名義が樹木から也哉子に変更され、マンションは本木や孫の所有となっているそうだ。
相続コーディネーターの曽根恵子は、樹木が遺言書を作っていた可能性を指摘している。
「通常の相続では、亡くなった後10か月の申告期間中に不動産などの財産評価を行って相続税を算出し、遺産分割協議を行います。樹木さんの場合は早いうちに遺産相続が終わっていたようで、生前に相続先を指定する遺言書を書いていたと思われます」
さらに曽根は、「配偶者が相続する場合、1億6000万円まで非課税という配偶者控除があり、大幅に節税できます。それでも今回、内田さんが不動産の相続を放棄したとみられるのは、樹木さんの意思を尊重し、『2次相続』の対策を考えたのかもしれません」という。
2次相続とは、最初の相続で残された配偶者が亡くなった際、子供に降りかかる2回目の相続のことで、「親が高齢なほど、2次相続を迫られる時期が早まる可能性があります。こうした場合、1次相続の段階で残された配偶者が財産を増やさないようにする方が家族全体の負担は少ない。樹木さんも、将来也哉子さん一家が2次相続で多額の税で苦しむことがないように、内田さんを含めてご家族で話し合い、マンションに住み続けられるようにして、内田さんが樹木さんの遺言書の内容を受け入れられるようにしたのではないでしょうか」(曽根)。
内田家の知人は、「樹木さんは生前、“私が死んでも、夫には遺産を残さないわよ”と言っていました。理由は“あの人、お金があったら一晩で全部使っちゃうから”と。いかにも樹木さんらしい愛情の表れです。とはいえ、自分がいなくなった後の内田さんのことを心配していましたから、相続税がかからない配偶者控除額の範囲で、預貯金を遺産として渡したんじゃないでしょうか」。
やはり樹木希林は女優としても然りだが、人生の達人でもあったということがよくわかる。
フライデーから1本。ももクロというところにいた有安杏果(ありやすももかと読む・23)という女性が、48歳の精神科医と「禁断の愛」の真っ最中だという。
彼女は昨年1月に「普通の女の子の生活を送りたい」と至極真っ当なことをいって、芸能活動を休止したそうだ。
フライデーによれば、有安は「ももクロ」内の立ち位置に悩んでいて、この精神科医からアドバイスを受け、その後付き合い出したのではないかという。
そして今年1月に突然ソロ活動を始めると宣言したが、事務所の所在地は件の精神科医のクリニックと同じ場所。フライデーが目撃したところでは、2人は半同棲中だそうである。
年上だろうと誰だろうといいが、精神病理学者の野田正彰は、「医師として許しがたい行為だ」と難じる。
たしかに野田がいうように、精神科医が特に注意すべきは、「患者との適切な距離をとる」ことだろう。よく、精神科医にカウンセリングしてもらっているうちに、医者のことが好きになる話を聞く。もし、この男が、彼女のカウンセリングをしているうちに、彼女と恋仲になってしまったとしたら、医者としての倫理に反する行為である。
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