『イノセンス~冤罪弁護士~』坂口健太郎が川口春奈をガン無視……“相棒”不要とツッコミ殺到!
#川口春奈 #坂口健太郎 #どらまっ子 #どらまっ子KOROちゃん #イノセンス #冤罪弁護士
■やっと、ハマり役に出会った坂口健太郎!
坂口演じる、黒川拓という弁護士は変わり者という設定だけに、坂口の演技がユニークなんです。今回は冒頭、給料が入ったことで、食べすぎてしまい、腹痛になってしまうんですが、これが、なんともかわいい(笑)。さすが“イケメンを愛でる”ドラマだけあります!
ですが、回を重ねることに、黒川の冤罪を晴らしたいという真剣度が増すため、変人ではあるけど、敏腕弁護士っぽくも見えてくる。坂口はどこか抜けてる変人役をしたほうが、いいかも。『シグナル』(フジテレビ系)の追われる刑事よりも、いい演技をしていると思いました。
ですが、できればもう少し、裁判シーンでパワフルな演技を見せて欲しいんですよね。今のままだと、淡々としていて、冤罪を晴らしたいという部分が薄まるというか……。もっとメリハリが欲しいなと思ってしまいました。
■やっぱり川口春奈の役は受け付けない!?
前回、頑張れば、川口春奈の当たり役になるかもなんて話をしましたが、やっぱり無理です。だって、ただ単に拓の周りに付きまとって口うるさいだけなんですから。
変人と一緒に行動する相棒といえば、『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)の新垣結衣を思い浮かべるんですが、あの役は正論を口うるさく言うと、変人の堺雅人が反論するというキャッチボールができてるから、成り立ってる。ですが、同ドラマは口うるさい川口を坂口はオール無視。キャッチボールが成り立ってないから、視聴者から「ギャーギャーうるさい」とか「川口の役は不要!」と言われてしまうんですよね。
でも、これは川口が悪いわけじゃなくて、脚本に問題があると思います。もう少し、楓の存在を生かす描き方にして欲しいです。じゃないと、「川口は不要だった」との感想で最終回を迎えちゃいますよ。
■検事の考え方がおかしい!
毎回、裁判シーンがあるんですが、担当検事がなんと毎回同じ。このドラマの世界では小市慢太郎演じる指宿検事しかいないのかと突っ込んでしまうのですが、それはドラマイジメだ、と言われてしまうので、そこまで追及しません。
ですが、今回、死人が出ている医療ミスを問う裁判。なのに、最後に指宿検事は拓に対し「人がなくなっているのに、君がやったことは余計なことだ」というんです。えっ? このセリフおかしくないですか? だって人が死んで誰かが罪を被れば、真相はどうでもいいってことですか? もし、そう思っているのなら、マジでヤバイ検事ですよ(苦笑)。
弁護士がメインとなるために、検事側を悪と描く必要があったとしても、このセリフは言っちゃだめだと思うのですが……。悪人として描く前に、脚本家は倫理とか道徳とか、勉強したほうがいいかもしれません。
ちょっと、厳しい言い方になってしまいましたが、それぐらいこのセリフは気になってしまいました。
以上、3話のレビューでした。
徐々に視聴率があがりつつも、いろいろと穴だらけな同ドラマですが、いつかその穴が埋まるんでしょうか? 次回の放送も楽しみに待ちましょう!
(どらまっ子KOROちゃん)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事