木村拓哉『マスカレード・ホテル』好スタートも“キャラ変”弊害甚大で前途多難は続く
#木村拓哉
元SMAPの木村拓哉が4日、都内で行われた主演映画『マスカレード・ホテル』(東宝)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。同作は先月18日の公開から2週連続で観客動員数1位となり、累計200万人を動員。興行収入50億円が見込まれるほどの好スタートを切っているという。
SMAPの解散騒動を機に、すっかり地に落ちてしまったキムタク人気。グループ解散後、初の主演映画となった2017年公開の『無限の住人』(ワーナー・ブラザース)は大コケし、昨夏公開の『検察側の罪人』(東宝)はそれなりのヒットを記録したものの、共演した嵐・二宮和也の人気のおかげなどと揶揄された。それだけに正念場とも言える『マスカレード・ホテル』のヒットは、人気復活の兆しにも見える。
「木村は映画のPRのために、『ニンゲン観察!モニタリング★超豪華芸能人大集合! 新春3間SP!!』(TBS系)や『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)など、多くのバラエティー番組に出演しました。これらの番組では、次女でモデルのKoki,の話題や多少のイジリもOKと、これまでのタブーを解禁。木村の出演回は視聴率もよく、“腐ってもキムタク”であることを改めて証明した格好です」(芸能記者)
なりふり構わぬPR作戦が奏功したとも言えるが、物事には一長一短がある。多くのメディアに露出する中で、キムタクのスタイルの悪さや経年劣化を指摘する声も。映画の舞台あいさつでは、共演の長澤まさみのスタイルのよさと比較され、顔の大きさや身長の詐称疑惑がささやかれた。また、一方で『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)にゲスト出演した際には、髪の毛の根元からおよそ数センチだけが明るい茶色になっており、白髪染めに失敗したようだと、ネットで話題になった。
「これまでのタブーを解禁したことで、“降りてきた”印象がありますが、そのおかげでかつてのスーパースターのオーラがなくなってしまいました。オーラがなくなった分、ビジュアルのアラが目立つようになったということなのでは。また、レギュラー番組がないことも、キムタクのビジュアルが取り沙汰される原因でしょう。SMAP時代はレギュラーの『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)があったため、毎週1度は視聴者が木村を目にすることができましたが、今はドラマの放送か映画の公開がない限り、木村が一般に露出する機会がありません。定期的に露出していれば経年劣化もさほど気になりませんが、期間があいて断続的に露出するとなると、久しぶりにキムタクを見る視聴者としてはより老けたと感じるのだと思います」(同)
“キャラ変”によって人気が復活したかにも思える木村だが、今後を考えるとまだまだ前途多難と言えそうだ。
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