『刑事ゼロ』名作ミステリーのごった似展開で沢村一樹が“浅見光彦”化?
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沢村一樹が記憶喪失になってしまった刑事役で主演を務めるドラマ『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)の第5話が7日に放送され、平均視聴率10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.4ポイントダウンとなりました。
(前回までのレビューはこちらから)
京都の山奥にある八咫神(やたがみ)村で、崖の上から村役場の職員・浅木浩太郎(大高洋夫)が転落死した事件を調査するため、京都府警捜査一課刑事の時矢暦彦(沢村)は、新人刑事の佐相智佳(瀧本美織)とともに村を訪れます。
村人の小野千秋(大後寿々花)や羽山敬太(尾上寛之)、村長の森幸介(佐戸井けん太)の話によれば、500年前に村を襲った野武士が、“八咫神様”という神様の祟りによって崖の上にある鳥居に向かって走り、そのまま転落死したという伝説があるとのこと。そして、浅木の死体もちょうど、崖の下の河原の流木が集まった地帯で見つかったため、村人たちは八咫神様の祟りだと怯えるのです。
実は1年前にも、何やら怪しげな行動が目立った消防団長の飯田透(太田雅之)が転落死し、その事件後に娘のサチコが行方不明になったことを千秋から聞かされた時矢は、伝説に見立てた殺人なのではないかと疑います。
一方、時矢をライバル視する同僚の福知市郎(寺島進)は、半年前に時矢が解決できなかった事件の再捜査を開始。時矢の鼻を明かしてやろうとの魂胆だったのですが、その被害者がサチコであることや、犯人が浅木であることが判明したため、八咫神村で時矢と共同捜査をすることになります。
その時矢は、転落死の正体が、崖の上に行く際に村人たちが清めのために食べるフキノトウを、狂乱作用のある毒草・ハシリドコロに犯人がすり替えたことによるものではないかと推測。新たな事件を防ぐため、鳥居のすぐ前にある門で夜を明かすことにします。
ところが翌朝、崖の下で森が転落死しているのが発見。鑑定の結果、胃の中にハシリドコロはなく、時矢の推理は破綻してしまいます。しかし、森の指先に、村から6時間離れた福井県の山奥にしか生息していない植物のトゲが刺さっていることから、時矢は真犯人とトリックに気づくのでした。
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