世界初のクラフトコーラ専門メーカー「伊良コーラ」を飲んできた【前編】
#勝手にしらべ隊
コーラが好きだ。無性に飲みたくなってコンビニに急ぎ、店の外に出るなりグビグビ飲む。すると、いつも「こんなおいしい飲み物って、ほかにないよな」と思う。私は酒が好きだが、ビールとコーラ、どっちがおいしいかと聞かれたら、迷わずコーラを選ぶ。ビールは苦い、コーラは旨い。
コーラといえば日本コカ・コーラ株式会社が販売する「コカ・コーラ」、サントリー食品インターナショナル株式会社が販売する「ペプシコーラ」が思い浮かぶ。また、そのほかにも国内外のさまざまな飲料メーカーが独自のコーラ飲料を作っていて、なんとなく“コーラ味”というところは共通していながら、それぞれに細かな風味の違いがある。筆者が子どもの頃、UCCから「ジョルトコーラ」というコーラ飲料が発売され、ちょっとほかとは違う刺激的な味で好きだった記憶がある。
一説によれば世界にはおよそ1万種類ものコーラ飲料が存在するそうなのだが、そんな中、日本にたった一人でゼロから作り上げた“クラフトコーラ”があるという情報を耳にした。そのコーラの名は「伊良(いよし)コーラ」。
その「伊良コーラ」を飲むためには都内を中心に主に土日に行っているというキッチンカーでの移動販売を利用するか、吉祥寺の映画館「アップリンク吉祥寺」で提供されているものを購入するという方法があるそうなのだが、今回は特別に「伊良コーラ」が作られている工房を訪ねて飲ませてもらうことができた。
こちらが東京都新宿区にある「伊良コーラ」の工房。
ドアを開けると、スパイスらしきものがたくさん入った瓶が目に入ってくる。
そしてこちらが、「伊良コーラ」の生みの親であるコーラ小林さん。
――今日は、よろしくお願いします!
「まずは『伊良コーラ』を飲んでいただくのが一番だと思いますので、ぜひ味わってみてください」
コーラ小林さんはそう言って、「伊良コーラ」のパッケージ を用意してくれた。底の方にたまっている濃い茶色の液体が「伊良コーラ」の原液。
ここに氷と炭酸水を注ぎ、レモン果汁を加える。
ちなみに普段、移動販売車で提供している「伊良コーラ」はオリジナルの炭酸水に輪切りのレモンを加えているが、今回は簡易版で作っていただいた。
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