キンコン梶原「カジサック」でわざと炎上ビジネス? ドッキリ、いじめ、「公衆トイレ」呼ばわりで炎上三連発
YouTuber「カジサック」として活動するキングコング・梶原雄太が炎上続きだ。2019年に入ってから約一カ月、カジサックの言動は何件もの炎上につながっている。
直近では4日、カジサックがアップした動画では、スニーカー大好き芸人のヤスタケの実家を訪れて、激レアというスニーカーコレクション100足を、すべてチョコレート菓子に置き換えるという「ドッキリ」が繰り広げられた。
帰宅したヤスタケは、きっちりと整理整頓していたスニーカーが消えていることに気がつくと、愕然とする。「何、どういうこと!?」「ふざけんなよ~」とショックを隠しきれず、カジサックがドッキリを明かしても「めっちゃ怖かった」「笑えないっすよ全然!」と激怒していた。
このドッキリに不快感を抱いた視聴者も多く、「全然笑えないし、大切にしているものをぞんざいに扱われてヤスタケがかわいそう」「プレミアスニーカーは傷やシワひとつで価値が下がります。それをゴミ袋にぎゅうぎゅうにするのはどうかと」「コレクター目線でいうと、箱に入れて保管してるのを勝手に外に出されたら怒るのは当然」と、カジサックを批判するコメントが続出。動画には1.3万件もの低評価がつき、炎上した。
批判を受けて、カジサックは「申し訳ございませんでした」と謝罪。「この動画を消す事を考えましたが、ヤスタケが消さないで下さい!との事だったのでとりあえず残します、が、これ以上不満のお声が増えるようであれば、削除します」と釈明している。なおその後、カジサックとヤスタケは生配信を行い、騒動を改めて謝罪した。
ヤスタケはカジサックの活動にカメラマンとして参加する仲であり、ドッキリ後も和解しているとはいえ、親しき仲にも礼儀ありということだろう。しかし、視聴者を不快にさせるような“悪ノリ”動画をおもしろがって投稿するあたり、意図的な炎上ネタ投下を思わせる。
炎上はカジサックの十八番になりつつある
芸人生命のかかった勝負の一年を迎え、カジサックはこのところ、方々に火を点けて回っている。
2月2日に行われた「ホリエモン万博2019」でも、カジサックはトラブルを起こしていた。同イベントの「チャンバラ合戦大運動会」に参加した評論家の宇野常寛氏は、3日にツイッターを更新し、<昨日のイベント、芸人のカジサックが僕と僕のチームに失礼な絡みをして来たのでウンザリして途中で帰った(略)お前には軽蔑しか感じないと告げて出てきた>と報告。
イベントではチーム対抗の運動競技が行われたが、縄跳びをうまく飛べなかった宇野氏は、カジサックから執拗な「イジリ」を受け、不快感から途中で退場したという。宇野氏は、カジサックに対して次のような指摘を連投している。
<「お前みたいな自分より弱いヤツをみつけた途端にマウントしたがる奴は大嫌いだ」と告げた>
<僕は冒頭から繰り返し梶原の「イジリ」的な言動が嫌だと指摘したこと、そしてこういう言動がこの国のイジメ文化の温床なのだと告げた。梶原は慌てて形式的に謝罪したが、すぐに「みんなが面白くなるために(宇野にイジリを)した」と開き直った。もうこれは直らない。帰るしかないなと思った>
<端的にせっかくテレビ的から離脱してネットにステージを移したはずなのに、やってることがテレビ的なイジメ芸の縮小再生産で、本当につまんないやつだなと思いました。彼には注目してたんですが、がっかりです>
どうやら、カジサックが宇野氏に芸人ノリを強要して独善的にふるまったことが原因のようである。宇野氏の告発をきっかけに、Twitterユーザーの間でも、カジサックが「場の空気」を優先して人を貶すという「イジメ」の構図を踏襲した行為をしたことへの批判が広がっている。
カジサックは、YouTuberファンとTwitterユーザーの両方から不興を買うことになってしまったが、キングコング梶原として出演したテレビ番組でも大炎上を起こしており、悪い意味で大活躍中だ。
それは1月18日放送の『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)でのこと。梶原は芸人のサンシャイン池崎が両親のために500万円で建てた一戸建てを、「公衆トイレじゃないですか?」とバカにした。これに視聴者からは「池崎が一生懸命稼いで親孝行したのにひどすぎる」「全然面白くない、ジョークとしても笑えない」と批判が殺到したのだ。
梶原はこの件について、Twitterで自分の意見を述べた。
<サンシャイン池崎君の件。嫌な思いをさせてしまった池崎君のご両親、視聴者さんに謝罪します。申し訳ございません。僕は芸人として番組に出ています。僕達の答え合わせは、番組でOAされるか、カットされるかの二択。でも、答えが合っててもこのような騒ぎになると、学ばせてもらいました。とはいえ、僕は番組に使ってもらっている側。番組の力になりたいと思う気持ちは変わりません。使ってもらっているうちは、答え合わせは続きます。改めて、池崎君のご両親、視聴者さん、申し訳ございませんでした>
オンエアされた以上、自分の発言は笑いとして間違っていなかったという主張で、これまた賛否両論だ。
至るところで炎上を巻き起こしている梶原。昨年10月にカジサックとしてYouTuberデビューし、2019年末までにチャンネル登録者数が100万人に満たなかった場合は「芸人を引退する」と宣言している。現時点(2月上旬)では、登録者数は約74万5千人。炎上によってYouTubeチャンネルを話題にし、一気に100万人を達成しようという目論みなのだろうか。
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