田中圭は本当に“天狗化”しているのか 武田真治はブレイク直後「クソ野郎だった」
2018年『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)主演で大ブレイクした俳優の田中圭。テレビや雑誌に引っ張りだこな彼が、“天狗化している”とのウワサが立ち込めている。
連ドラに欠かさず出続け、バラエティ番組に舞台、映画ととにかく引っ張りだこの田中。『おっさんずラブ』映画化も決定しており、その多忙ぶりは推して知るべしだ。だが注目度が急上昇したことで、“インタビュー中の態度が横柄”だという報道が出るようになった。取材中に不機嫌そうな顔をみせたり、被る質問には答えないなど、報道陣を困らせているというのだが……。
もちろん旺盛なサービス精神でインタビュアーやカメラマンの要求に応えれば、評判はとても良くなるだろう。しかし連日スケジュールが詰まった状態で、“神対応”を求めるマスコミ側も傲慢ではないだろうか。ネット上でも、「疲れてるんじゃない? 同じ質問されるとウンザリする気持ちはわかる」「天狗にはなってないと思うけどな。20年近く俳優やってるんだし、天狗になって堕ちていった人なんて沢山見てきただろう」と、田中を擁護する声が上がっている。
ブレイクしてすぐに“天狗化している”と書かれる芸能人は多く、田中に限った話ではない。たとえば2015年にM-1グランプリ王者に輝いたトレンディエンジェルの斎藤司は、一時期、テレビ関係者からブーイングが起こっていた。
トレンディエンジェルの斎藤司は、2017年放送の『もしかしてズレてる?』(フジテレビ系)において、メイプル超合金のカズレーザーとイメージ調査対決。番組ではテレビ関係者100人にアンケートを実施し、芸能人が自分で思うイメージと世間の“ズレ”を調査していった。
「2017年も生き残りそうなのは?」というテーマでは、「57:43」でカズレーザーが勝利。続いての「天狗になってそうなのは?」というテーマでは、「82:18」で斎藤に票が集中した。番組スタッフからは斎藤に対して、「売れた後は態度が変わった」「“おなじみのギャグをやっていれば何とかなるだろう”という表情がいたるところにみられる」などの証言が飛び出していた。ただこれはバラエティ番組ゆえの演出だろうし、本当に斎藤が天狗化していたら、今も多くのバラエティに呼ばれてはいないだろう。
一方、NHKの『みんなで筋肉体操』が話題の俳優・武田真治は、天狗になっていた頃のエピソードを自ら明かしている。昨年11月に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)で武田は、アイドル的人気を誇った1990年代初頭を回顧。「担がれていることに気づかないで、『俺はこうやって時代をつくっているんだ』みたいな感じで本当に調子に乗っていた」と自らの“黒歴史”を語った。
また沢尻エリカの「別に……」発言を引き合いに出し、「もっとひどいことをいっぱい言っていたと思う。(取材で)『それを聞いてどうなるんですか?』みたいな。クソ野郎です」と天狗時代のことを振り返っている。武田は「“本当のバカ”だと見抜かれたのは25~26歳のころ」と明かし、「最終的に人が離れていきますよね」「あの頃の僕、嫌いなんですよ」とコメント。過去の天狗っぷりを反省している。
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