すべては嵐のスキャンダルを封じ込めるため? ジャニーズの媒体NG解除の背景を探る
#ジャニーズ #嵐
2020年12月31日をもって活動休止することを発表したジャニーズ事務所の5人組アイドル・嵐。リーダー・大野智が2017年6月頃にグループを脱退して休みたいと相談しており、そこから約1年半かけてメンバーやスタッフと何度も話し合いを重ねた結果、今回の発表に至ったという。
「特にこれといった予兆があったわけでもなく、芸能マスコミの間でもかなりの衝撃だったのは事実です。でも、よくよく振り返ってみると、“これはサインだったのかも……”ということはいくつかあります」(週刊誌記者)
その“サイン”のひとつが、ジャニーズ事務所の「媒体NG解除」だという。ここ最近、ジャニーズ事務所はこれまで敵対していたいくつかのメディアと和解し、それらメディアに対する取材NGを解除しているのだ。
「代表的なNG解除メディアは『週刊女性』(主婦と生活社)す。これまではジャニーズ関連のイベントや関係は完全に出入り禁止だったのが、今年の1月からコンサートなどの取材が解禁されました。そのほか、これまでNGだった媒体についても、関係修復の方向で動いているようです」(同)
こういったNG解除によって、ジャニーズは何を企んでいたというのだろうか。
「嵐の活動休止の背景にはいろんなウワサがある。メンバーが結婚するのではないかとか、あるいはすでに結婚しているのではないかというウワサまで流れている。ジャニーズ事務所としては、SMAPの時のようにあることないこと報じられて、泥沼にしたくないという思いがあるのでしょう。敵対メディアを減らすことで、妙なウワサ話を封じ込めて、できるだけすんなりと嵐を活動休止させたいという思惑があるのだと思いますよ。たしかに、SMAP解散時はジャニーズ事務所が悪者となって、かなりバッシングされましたからね。ああいった事態を回避するべく、NG媒体を取り込もうとしているのではないでしょうか」(同)
その一方で、最近のジャニーズ関連スキャンダルは、芸能マスコミに対する“ガス抜き”の意味合いがあるとの見方も。芸能ライターの弁だ。
「もちろん芸能事務所として芸能マスコミを完全に取り込んで、都合のいい報道だけをしてもらうのがいちばんなんですが、そこまでやってしまうと反感を買う可能性も高くなる。それこそ何らかの原因でマスコミと敵対したときに、壮絶なバッシングとなってしまうでしょう。でも、“一部のスキャンダルについては報じていいけど、その代わり嵐のネタについてはマイルドにお願いします……”といった形の取引ができていれば、芸能マスコミの方も納得してくれやすい。たとえば、山口達也の問題やHey! Say! JUMPのメンバーの熱愛などのネタについて、特にジャニーズサイドからの圧力みたいなものがなかったのは、“その分、嵐の報道については配慮してくださいね”というメッセージだったのかもしれません」
いずれにせよ、ジャニーズ事務所にとって嵐が重要な存在であることは間違いない。その嵐のスキャンダルを封じるためなら、あらゆる手段を尽くすというのも十分に考えられることだ。
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