バッドナイス常田の相方が芸人引退、コンビ解散しないのはバカリズム方式?
#お笑い #バカリズム
お笑いコンビ・バッドナイスの内田英輔が1月27日に芸人を引退した。バッドナイスから内田が脱退する形で、今後はバットナイス常田がピン芸人として活動を続ける。コンビ解散ではなく、脱退という形を取るのはバカリズム方式といえる。
「バカリズムは1995年に専門学校の同級生とコンビを結成します。当時、バカリズムは本名の升野英知、あるいはバカリズム升野を名乗っていました。しかし2005年11月末に、相方からコンビ解散を提案されます。この時、バカリズムは『このあと食事へ行く予定があり、喫茶店に入り話を詰めるとお腹がふくれてしまう』『この話をしてくるのはよく考えてのことだろうから受け入れよう』と解散を了承します。しかし芸歴がリセットされてしまうのがイヤなので『バカリズムはユニットで相方が脱退した形』としました」(放送作家)
バッドナイス常田も、そうした考えがあったのだろうか。ピン転向後もコンビ名を名乗る芸人はほかにもいる。
「『進め!電波少年』(日本テレビ系)において南北アメリカ大陸縦断ヒッチハイクに挑戦したドロンズは03年にコンビを解散するも、ドロンズ石本として活動を続けています。ビビる大木も、もともとはコンビでしたが解散後に現在の芸名を名乗っています。カンニング竹山は、06年に相方の中島忠幸が病死しますが、その後もコンビ名を名乗り続けました。ただ『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)や『探偵! ナイトスクープ』(朝日放送)は本名の竹山隆範名義で出演しています。こちらはあくまでコンビではなくピンとしての竹山の仕事という位置づけなのでしょう」(同)
バッドナイス常田はいくつかのコンビを経て、引退した相方と「つねうち」を結成し、15年9月に改名後にブレークを果たした。やはりバッドナイスの名に思い入れがあるのかもしれない。
(文=平田宏利)
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