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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 実は引きこもりだった芸能人たち

高校時代の星野源を救った楽曲とは? “引きこもり”を経験している芸能人3人

星野源 公式サイトより

 多くの人から注目を集める芸能人の中にも、“引きこもり”時代を経験した人がいる。人気歌手であり俳優の星野源もその1人で、意外に思う人も少なくない。

 彼は以前『情熱大陸』(TBS系)に出演した際、暗黒の幼少期について言及していた。番組によると星野は小学生時代にイジメにあい、パニック障害になってしまったという。その後精神科に通って安定剤を飲む日々が続くものの、症状は改善されず高校生になって“爆発”。不安神経症を患い、家から出られなくなる。そんな彼を救ったのが、ハナ肇とクレイジーキャッツの「だまって俺について来い」という楽曲。この中の「そのうちなんとかなるだろう」という歌詞に救われ、高校卒業後に星野は役者やアーティストとしての道を志した。

 今回はそんな星野のように、実は“引きこもり”だった芸能人を紹介していこう。

 

●リリー・フランキー

映画『万引き家族』公式サイトより

 まずは『万引き家族』(2018年)で主演を務めたリリー・フランキー。俳優業だけでなく作家や作曲家などマルチな活躍を見せているが、大学卒業後に5年間もの“引きこもり”時期があった。「AERA dot.」で公開されている連載『ぶらり不登校』では、そんな彼が不登校・ひきこもり当事者5人の悩みを聞く企画が。この中でリリーは、引きこもり時代の心境を詳細に語っている。

 これによると引きこもり時代の彼は、親や友だちから金を借りて生活していたとのこと。当時の自分について、リリーは「ふつうに考えたら働けばいいんだけど、その気力がまるでないんです。バイトへ行こうと思っただけで3日間ぐらい徹夜をした気分にすらなってしまう」と告白している。一方で引きこもりになる原因は「自尊心が強くて感受性が強くてロマンチックだから」だと当事者たちに語り、「それは鈍感でいるよりもずっといいことです」と励ましていた。

 

●なだぎ武

吉本興業 公式サイトより

 お次はお笑い芸人のなだぎ武。彼は2011年に出版された自伝小説『サナギ』(ワニブックス)で、中学生時代に受けたイジメを経て引きこもりになっていた過去を告白している。また『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)では、引きこもりから脱出したエピソードを披露。映画『男はつらいよ』の影響を受けて一人旅をするようになり、コミュニケーションの大切さを知って「NSC」に入学した。

 なだぎは個別指導塾などを運営している「キズキグループ」のインタビューで、イジメや引きこもりについて語ったことも。同インタビューで彼は、現在イジメを受けている学生たちに向けて「逃げたかったら逃げたらいいし、それがカッコ悪いことだとも思わないです」「自分の人生で、自分が主役なんですから、『逃げたら終わりだ』みたいに焦らなくてもいいんです」とアドバイスを送っている。

最終更新:2019/02/01 19:00
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