嵐の活動休止は、大野智の“人間宣言”……メリー&ジュリー母子の「想像を絶する絶望」
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兵庫県の西宮神社では毎年1月10日、午前6時に表の大門が開く。最も早く本殿にたどり着こうと大勢の人が走り出す光景は、ワイドショーでもお馴染みだ。
一番に着いた人は「一番福」に認定され、その一年の福をその身に集める「福男」になる。
今年も5000人が参加したそうだ。福男は広島県在住の22歳。中高時代は陸上部で全国レベルの成績を上げていたそうで、現在は広島市内で消防士を務め、昨年11月に長男が生まれたばかり。
平成最後の福男としてワイドショーにインタビューされ、「皆さんが一年間笑顔で過ごせるような福を授けたいです」と満面の笑みで答えていたという。
だが、テレビでこれを見ていた24歳の女性が、ツイッターで「彼女おらん一人暮らしのはずがずっと騙されていた」と呟き、この男とのやりとりを示すラインの履歴までアップしたというのである。
この福男と彼女が出会ったのは昨年11月末。友だち2人と、広島市内の「相席屋」を訪れて2人の男と知り合ったという。
そのひとりの福男と意気投合して2次会のカラオケへと流れた。この男、24歳で東京に住み、職業は「特殊部隊に務めている」と自己紹介したそうだ。
一気飲みしているうちに2人になり、市内のネットカフェに泊まることに。彼女は酔いで意識不明になり寝入ったが、朝起きると下半身裸で寝ていたという。
警察に行こうと思っていると福男が、付き合おうといってきた。タイプだったし、結婚に焦っていたが、「距離が遠い」というと、4月には転勤で広島に戻るという。
以来、「長距離恋愛」が始まった。だが、福男になったために、すべてがバレてしまったのである。
怒りの収まらない女性が、新潮に話を持ち込んだのだろう。福男が一転、大凶男になってしまったのだ。
新潮によると、歴代の「福男たち」は、意外にその後がよくないそうだ。「インフルエンザに2回かかった」「バイクを盗まれた」「彼女にふられた」「受験に失敗」「当て逃げされた」などなど。
だが西宮神社の千鳥祐兼禰宜のいうように、「小難は起こったが、大難を避けられた」と考えるべきなのかもしれない。件の福男も、奥さんから怒鳴られ、周囲からはバカな奴だといわれるぐらいで済んだのをよしとしなくては。
先週前半は、小室圭の出した一文の話題ばかりであった。これに対してさまざまな批判や感想がワイドショーだけではなく、新聞でも取り上げられた。
週刊誌もそうだが、大方は難じる声が多かった。
私も、つくづく小室圭と佳代さん母子は「世間知」がないと思わざるを得ない。
私は、眞子&圭を応援している数少ないメディア人の一人だと自任している。だが、小室圭が1月22日に出した文書には、頭を抱えてしまった。
内容以前に、なぜ、やったカネを返せといい募っている母親の元婚約者と、第三者を通じてでも事前に話し合い、ある程度の妥協点を見出してから公表しなかったのか。
もちろん、接触すれば週刊誌などにベラベラしゃべってしまうだろう。そのリスクを考えに入れても、「金銭問題はすべて解決済み」と切って捨てるより、はるかによかったと思う。
これまでは元婚約者の一方的ないい分だけが週刊誌に載っているだけだったが、母親が婚約中に金銭的な支援を受けていたことをはっきり認め、元婚約者側が、生活費まで佳代が要求してくることに嫌気がさして婚約を解消したこと、彼のほうからカネを返してくれという要求があったことなど、話の大筋を認めてしまったのである。
「母が婚約期間中に受けた支援については清算させていただきたいとお伝えしたところ、元婚約者の方から『返してもらうつもりはなかった』という明確なご説明がありました」といったところで、相手はそんなことはいっていない、カネを返せといっているのだから、どこまでいっても藪の中で、何ら解決にはならない。
秋篠宮がいっている「国民の理解を得る説明」どころではなく、不信感を増幅することになってしまった。
案の定、朝日新聞(1月22付)までが、「小室家に金銭的支援をしたとされる男性は朝日新聞の取材に『トラブルは解決していない』と反論した」と報じた。
なぜこの期に及んでも圭の母・佳代さんは自分で件の男に会い、話し合いをしようとしないのか。圭のUCLAへの入学金や留学費用も含まれているとしても、これは母親と元婚約者との問題である。子どもを矢面に立たせるのは無責任だという誹りは免れまい。
文春は、元婚約者との和解は遠のいたと書いている。さらに宮内庁関係者が「今回の文書発表の件は、秋篠宮さまには知らされていませんでした」と話し、秋篠宮の真意は“贈与だったといい続けているだけではだめだ”ということだったのに、「今回も同内容のコメントをしたことに、秋篠宮さまはむしろ憤っているはずです」といわせている。
また、小室圭が文書を出すとスクープしたのは共同通信だったが、そこに「関係者によると、眞子さまと小室さんの結婚の意志は固い。眞子さまも文書の公表を把握している」という記述があったことが、問題視されているというのである。
宮内庁関係者によると、ここには小室家側の狙いが込められていたに違いないが、「これこそが皇室に携わるものがもっとも遠ざけるべき『皇室利用』に他なりません」と批判するのだ。
さらに、この関係者は、眞子さんは圭と頻繁にスカイプなどで話しているうちに、「眞子さまは小室さんにまるで“洗脳”されている状態にあると言えます」とまでいい出すのだ。
新潮になるとさらにエスカレートする。こちらは「さる宮内庁関係者」が仰天情報を打ち明けたというのである。
「実は、殿下の会見以降、佳代さんが宮内庁に直接連絡をしてきて『両陛下にお会いして、お話しさせて頂けませんか』などといった要請をしているのです」
いくら世間知のない女性だといっても、このような「蛮行」(新潮)をするはずはないと思うが、今回の中途半端な文書が、週刊誌の小室母子への不信感に油を注いだ格好になったのは間違いない。
私は、今回の文書を公表することを、眞子さんが知らなかったとは考えにくいと思っている。何らかの合意のもとに文案を練り、同意したものだとは思う。だが残念ながら社会人としての経験も、世間という魔物にも疎い2人だから、発表後の批判の嵐は予想外だったのではないか。
2人が世間の風の冷たさに負けて「平成枯れすすき」にならないためには、眞子さんが皇籍離脱するか、ニューヨークへ逃避行するしかないのかもしれない。
ただし、佳代さんという義母と一緒には暮らさないということが条件だが。
現代だけが、「それでも二人は結婚する」と書いている。根拠は、小室圭が出した文書は、眞子さんと結婚するという「意思表明」で、彼女のほうも結婚するという意思は固く、圭が帰国するであろう3年後には、その方向へ行くだろうと見ている。
皇室典範が改正され、「女系天皇」が容認されれば、眞子の女性天皇の可能性もなしとはしないが、若い二人には、それよりも結婚することが重大事であろう。
弁護士を立てて、金銭トラブルについて元婚約者との話し合いに入るといわれるが、どうなることであろう。
【巻末付録】
現代から。「女優・山本美月、NHK大河『いだてん』の美人記者」「永岡怜子、神に愛された裸身、再臨-いま日本でいちばん美しいヘアヌード」。
袋とじ「独占入手!モザイクなし!青春のブロンド女優ノーカット濡れ場シーン20」。
ポストは「大きなおっぱい七不思議/おっぱいが大きい人は『感じにくい』のか?」「河合奈保子、20歳のメモリー-もっと逢いたい!」「小芝風花、風のように花のように-朝ドラでブレイクの新進女優が魅せた」。
両誌ともに力の入ってないことおびただしい。引き分けだが、ポストの次号は合併号らしいから、次に期待しよう。
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