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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 嵐の活動休止にメリー親子の「絶望」

嵐の活動休止は、大野智の“人間宣言”……メリー&ジュリー母子の「想像を絶する絶望」

 現代に、ソニーの創業者・盛田昭夫が生前作った「ソニー神社」が、今の経営陣によって取り壊されたという話が載っている。

 盛田は、トランジスタラジオやウォークマンなどの生みの親で、ソニーを大会社にした功労者である。

 先日、名古屋に行った帰り、駅前のビルの上にある高給居酒屋へ寄った。そこで「盛田」なる酒を初めて呑んだ。

 うまい酒だった。そこのパンフレットを見ると、これは盛田という造り酒屋が作っているとある。

 そうかと思い出した。盛田は愛知県の造り酒屋の出であった。昔何度か会った盛田を偲んで、何杯か杯を重ねた。

 彼が、1993年にソニーの本社の敷地内に神社を建立した。それは、相次ぐ社員の病気や事故が起きたため、御霊を鎮めるためだったという。

 向こう200年にわたり、この神殿の造営地として使用するため、大国主大神に捧げる「買地券」として、金小判30枚、銀小判51枚が埋蔵されたと、地鎮祭で盛田の介添え役を務めた常陸国出雲大社の高橋正宣宮司(71)が話している。

 それに盛田直筆の「大願意」という文章も収められたそうだ。

 この神社の祭祀を25年間にわたって任されてきたのだという。

 だが、その神社が昨年4月に、ソニーの手によって解体され、更地にされてしまったというのである。

 現在、高橋と常陸国出雲大社は、「債務不履行、宗教的人格権の侵害」を主張して、裁判を起こしているそうだ。

 ソニー側は、神殿は取り壊したのではなく、港区港南の新本社に移設したのだといっている。

 どちらにしても、鎮護した怨霊が解き放たれぬよう、穏便に収めたほうがいいと思うが。

 フライデーと文春が、京都市内で飲食店を経営している岸井謙典容疑者(24)と男子大学生らの計4名が、職業安定法違反の容疑で逮捕されたことを報じている。

 岸井らはナンパした女子大生を自分の店に連れ込み、高額な支払いを要求して数百万の負債を抱えさせ、返済するために風俗店へ沈めるという悪質なやり方で、年間7,000万円以上の紹介料を受け取っていたというのである。

 フライデーで20代の女子大生はこう語っている。

「私があのバーに通うようになったのは、河原町(京都市下京区)でスカウトマンにナンパされたことがキッカケでした。声をかけてきた人も京都市内の大学生で、めっちゃイケメンで……。『もっと話がしたいから、祇園にあるオレのバイト先のバーに来ない?』って誘われました。最初は料金も2時間5000円ぐらいで、安いなと思ったんです。でも、通っているうちにだんだん感覚が麻痺してきて。声をかけてきたスカウトマンに夢中になるあまり、300万円以上をバーにツケている状態になりました。最終的には『稼ぎのいい仕事を紹介するから』と風俗を斡旋されて……気付いたときには遅かったんです」

 文春によると、同志社大、京都産業大などの私大に通うイケメン約20人が所属していて、彼らには「色恋管理」というマニュアルが与えられ、それを覚え込んで女子大生を騙すそうだ。

 1年間で260人以上を風俗へ送り込んでいたというからすごい。「ヤレる女子大生」など、SPA! なんぞ読まずとも一目で分かるのだろう。

 さて、フランス司法当局から、東京五輪招致の贈賄疑惑をかけられている竹田恒和JOC会長の評判がすこぶる悪い。

 前会長が急逝したため、50代の若さで会長になったが、それだけ長きに渡って要職に就いているにもかかわらず、招致委員会が13年に計2億3,000万円を実体のないシンガポールのコンサルタント会社に振り込んでいたのを、「いかなる意思決定プロセスにも関与していない」と会見でいい放ったのだ。

 この御仁、明治天皇のひ孫にあたり、2度の五輪に馬術日本代表として出場している。

 だが文春に、新婚旅行から帰国後に自動車で22歳の女性を撥ねて死亡させるという事故を起こしていること、多額の負債、離婚、怪しい人脈などを暴かれている。

 その上、外務省出身でフランス留学のある緒方林太郎衆院議員に、「フランス政界には今回の竹田氏のように司法当局が予審手続きに入った場合、大臣は即辞任するという“不文律”があります。(中略)つまりフランス人から見れば、竹田会長は“アウト”なのです」といわれてしまっている。

 安倍首相も、今年6月に任期切れになるので、五輪前だが竹田切りを考えているそうだ。

 だが、起訴されると、会長をクビというだけでは済まないはずだ。汚れた東京五輪には参加しないという国が多く出るのではないか。

 ところで「人生は冗談だ」といったのはアルベール・カミユだが、新潮の「不倫がばれた平成最後の福男」という記事を読むと、しみじみそう思う。

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