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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 西島秀俊、プライム帯の主演は無理?

西島秀俊、もう民放プライム帯の連ドラ主演は無理? まさかのテレ東深夜ドラマに出演!

テレビ東京系『きのう何食べた?』番組公式サイトより

 大物俳優・西島秀俊が4月期にテレビ東京系「ドラマ24」枠(金曜深夜0時12分~)の連続ドラマ『きのう何食べた?』で、内野聖陽とダブル主演を務めることが分かり、周囲を驚かせている。

 同作は、よしながふみ氏の同名漫画が原作。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面、倹約家の弁護士・筧史朗(西島)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微や、ほろ苦くて温かな日々をリアルに描いた作品だ。

 深夜ドラマとはいえ、同枠では、昨年10月期には、グルメドラマ『忘却のサチコ』で高畑充希が主演、今クールではデリヘルを舞台にした『フルーツ宅配便』(濱田岳主演)が放送されるなど、意欲的な作品が続いている。

 西島は2013年のNHK大河ドラマ『八重の桜』で、主人公・八重(綾瀬はるか)の兄・山本覚馬役を演じて、大ブレーク。特に熟女層から絶大な支持を受けるようになった。

 その後は、香川照之とのコンビで、『MOZU』シリーズ(14年/TBS系、WOWOW)、『流星ワゴン』(15年/TBS系)で主演し、自身のポジションを上げていった。

 ところが、同10月期に主演した『無痛~診える眼~』(フジテレビ系)が第4話で5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)割れを記録するなど、全話平均7.9%と大爆死。

 これを契機に、民放からは“主演オファー”がとだえ、連ドラで主演を務めたのは、17年6月から8月にNHK総合で放送された『ブランケット・キャッツ』のみ。民放では、“脇役”しか回ってこなかった。そのため、今回の『きのう何食べた?』は、テレ東深夜枠とはいえ、3年半ぶりの民放連ドラでの主演となる。

「『無痛』は、当時視聴率がドン底にあえいでいたフジのドラマとあって、不運もあったと思います。ですが、準主役で出演した『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(17年/フジテレビ系)、『奥様は、取り扱い注意』(同/日本テレビ系)での演技が高評価を得て、主役にはこだわらない考えに変わったのではないでしょうか。そうでなければ、現在オンエア中の『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)で、若手の高畑の引き立て役に回るオファーなんて受けないと思われます。『きのう何食べた?』では、新たな西島の一面が見られそうで、役の幅も広がるのではないでしょうか」(芸能関係者)

 連ドラではないが、2夜連続スペシャルドラマ『名探偵・明智小五郎』(テレビ朝日系/放送日未定)での主演も決まった西島。存在感がある俳優だけに、今後は主役、脇役にこだわらず活躍してほしいものだ。
(文=田中七男)

最終更新:2019/01/25 17:00
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