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日刊サイゾー トップ > 社会 > メディア  > 地方紙トップの”ご乱行”相次ぐ

「1年で222万部減」もやむなし? 地方紙トップの相次ぐ”ご乱行”の背景に、業界の構造的問題か

 ところが、この騒動、社長の謝罪だけで収束しなかった。批判を受けた同社は、朝刊で「本社社長が不適切言動」との見出しで不祥事を詳報し、謝罪記事を掲載する事態にまで発展したのだ。

 その横暴ぶりには閉口するばかりだが、彼らの前時代的な言動を「田舎だから」と切り捨てるわけにもいかないのだという。

 大手紙記者は言う。

「似たような話は地方だけでなく、大手メディアでもよく聞く。そもそもマスコミ全体に上意下達の古い体質が残っており、パワハラ・セクハラが横行する土壌がある。特にその風潮が強いのが編集部門。中でも押し出しが強く、声が大きい連中が出世コースに乗りやすい。業界全体がトップの独裁化を招く構造的な問題を抱えているといえます」

 若者離れが叫ばれて久しいメディア業界。いまも残る昭和メンタルな社風が斜陽化を招く一因になっているのかもしれない。

最終更新:2019/01/25 18:00
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