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元AKB48がブスいじり解禁!? デリケートな時代に道なき道を行く、アイドルの生き残り術

矢作「どうですか、(西野がいることの)違和感ありますか?」

小木「俺、そんなないんだけど」

西野「なんでー!」

「ブス」として出演しているならば、身を削らなければならない。抗いつつも、彼女は自らの口で「ブス」になっていった理由を説明した。

「徐々にバラエティにたくさん出るようになっていったら、バラエティ寄りになってしまって、さらにファンがドンドン減っていったんですよ。『バラエティに行っちゃうのか』『天使の未姫ちゃん、どこ行った?』みたいな。そしたら、ファンがドンドン減っていくことにストレスを感じて、ドンドン食べちゃうようになったら15キロくらい太ったんです。衣装もハチ切れちゃうみたいな。自分の踊ってる映像を見て『うわ、ブスだ。誰だ?』と思ったら自分で、すごい実感しました」

 おわかりだろうか? 自分がどれだけブスかを、AKB48の元メンバーがおぎやはぎにプレゼンしているのだ。アイドルが芸人に自分の容姿の残念さをアピール中。これはもう、芸人ならびに視聴者に対しての完全なる決意表明だろう。「これからは、私をこんなふうにイジっていいですよ」というアイドルからの解禁宣言である。

「元AKB」の肩書だけでは、別にありがたくない。グループの傘の下を出たからには、自らの力で切り開いていくしかない。だからこそ、西野はとんでもないほうへ歩きだした。この選択肢をチョイスしなければならない今の芸能界に世知辛さを感じてしまうが、だからこそ、こんな難しい時代にもかかわらず“アイドル道”の道なき道を西野は行く。

(文=火の車)

最終更新:2019/01/22 14:00
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