元AKB48がブスいじり解禁!? デリケートな時代に道なき道を行く、アイドルの生き残り術
#AKB48 #西野未姫
14日にAbemaTVで放送された『おぎやはぎの「ブス」テレビ』に、元AKB48の西野未姫がゲスト出演した。
「世間にあふれているのは美人やリア充向けの情報ばかり……。でもちょっと待ってほしい! 世の中『ブス』の方が多数派でしょ! 『ブス』のいうことに耳を傾けやしない世の中に『ブス』のホンネをお届けします!」
それが、ブステレビのコンセプト。番組には「ブス」を自認する多数の女性陣が出演中だ。
そんな「ブス」というくくりの中へ、AKBの元メンバーが加わりにいくのが驚きである。この手の路線の先駆者としては野呂佳代がいるが、彼女の振り切り方は別格だろう。そもそも、野呂はAKBのブレーク前に卒業した存在である。指原莉乃もブスを自称しているが、「ブスじゃない」というファンからのレスポンスがセットになっているところがある。
一方、今回の西野。いまやアイドルの方向性がバラエティに向くのは至極普通だが、ブステレビとなると話は変わってくる。かつて、彼女は“第2のまゆゆ”と言われていたほどの逸材だったのだから。
■おぎやはぎにブスっぷりをプレゼンする西野
今月スタートしたドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』(日本テレビ系)は、相席スタート・山崎ケイの著作『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)が原作。当初はドラマ版にも書籍と同様のタイトルが付けられていたが、「女性蔑視」などの批判の声が上がって改題した経緯がある。今という転換期において、間違いなくデリケートな問題だ。何より、「ちょうどいいブス」のフレーズに引っかかりを覚える人が多かったはず。
そんなタイミングだというのに、西野は遠慮しない。世論を顧みず、躊躇なしでレギュラー陣へ毒を吐きまくるのだ。まず彼女は、周囲にいる「ブス」たちへ全方位で毒を放った。
「私、ここにいるのおかしいと思うんですよ、どう考えても!(周囲を指さして)だって、パッと見たときに、本当に失礼ですけど、ブスすぎて。みんな、相当なブスですよ! 一緒にされたくなくて!! こうやって引きで見たときに1人だけめっちゃかわいいし、1人だけめっちゃ顔小っちゃいんですよ。馴染みたくない!」
特に、お笑い芸人・八つ橋てまりへの口撃は執拗だった。
「結構なブスですよ! 初めて見た顔ですよ!!」
「ブスでしょ! 誰が見てもブスですよ! 私が今まで出会った中で一番ブスですよ!! トップですよ、ダントツですよ!」
集中砲火で、どストレートに八つ橋の容姿をこき下ろす西野。
しかしだ。言えば言うほど、西野が周囲と同化していくのが不憫である。彼女が「ブス」と同じ立ち位置にいることの据わりが良くなっていくのだ。
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