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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > Snow Manは「タッキーの手足」と言っても過言でない
【wezzy】

滝沢秀明社長が増員したSnow Manは、「タッキーの手足」と言っても過言でない存在

2018年をもって芸能界の表舞台を引退した滝沢秀明さん。早速、新会社「ジャニーズアイランド」を設立し、社長に就任しました。滝沢社長は早速手腕を発揮、3月に横浜アリーナで「Snow Man」「SixTONES(ストーンズ)」「Travis Japan」のJr.グループ3組がコンサートを行なうことを発表し、ファンが喜んだのも束の間。「Snow Man」の体制を巡り、意見が割れています。

 それは6人のユニットとして長く活動してきた「Snow Man」に3人の新メンバーを加えるという増員改編。増員は「“新しい風を吹かせたい”というグループの希望」だったといいますが、一部ファンは雑誌インタビュー等の証言を根拠に「彼らは6人での躍進を望んでいたはず」と滝沢社長を批判しています。紛糾する「ジャニーズアイランド」、その内幕は?

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 先日、電車の中でこんな会話が聞こえてきたの。「Snow Manってさ、いいと思うんだけど」と話し始めた1人の女子。公共の場ではあまり聞かない『Snow Man』の響きにドッキドキ。こうなるともう耳ダンボよ。

 好奇心を抑えきれず何気なく様子を伺うと、会話の主は女子2人。メイクなしのお顔にはまだ幼さが残っていて、何とも純朴な感じで。一旦ここで言葉を切った彼女の次の言葉を待ったんだけど、なかなか出てこない。え~っ、まさかの寸止めか~いと思った瞬間。

「芸歴も長いしダンスも上手いと思うけど、Snow Manって…何ていうか…う~ん、推しが見つからないんだよね」

 もうね、電車の揺れに任せて倒れそうになっちゃったわよ。Snow Manには申し訳ないけど言い得て妙だし、笑いをこらえるのに必死なアツの隣で、彼女たちの話はどんどん盛り上がり始めて、もう1人の女子が「私もSnow Manは分からないな。それよりもやっぱりWESTが好き」と言い出すと「うん、いいよね。私は神ちゃん推し」とニッコリ。一応、説明しておくと、「ジャニーズWESTの神山智洋くん推し」ってことね。

 その後は待てど暮らせどSnow Manの「ス」の字も出ずに、彼女たちは楽しそうに会話を続け電車を降りて行ったんだけど、その翌日に『滝沢歌舞伎ZERO』の制作発表記者会見を控えていたし、何と1月17日には「Snow Manが6人体制から9人体制へ!」の衝撃発表があったから、あまりのタイムリーさに驚いちゃったわよ。

 ファンの皆さんにとってはお馴染みのSnow Manだけど、残念ながら知ってる人はひと握りのよう。改めてメンバーを紹介すると岩本照(ひかる)くんに深澤辰哉くん、渡辺翔太くんに阿部亮平くん、宮舘涼太くんに佐久間大介くんの6人。……と言ってもピンとこないかしら? でね、新たに加入する3人が向井康二くんに目黒蓮くん、村上真都(まいと)ラウールくん。ここまで大丈夫? ついてこれてる?

 Snow Manが9人になると聞かされてから、ジャニーズ担当の記者はみんなバタバタして大騒ぎしていたんだけど、そもそもSnow Manを知らない友達は「6人って言われても顔も名前も思い浮かばないのに、9人になられたらさっぱり分からなくなる~!」とガリレオみたいなことを言ってくるし。普段ジャニーズには興味のないゲームやYouTube命のイマドキ小学生たちに「アクロバティックなんかも上手なSnow Manって知ってる?」と聞いてみたら「ちょっと何言ってるか分からない」って、大流行中のサンドウィッチマンみたいな返答をしてくるから笑っちゃったけど。

 

タッキーの手足となって機敏に動く奴ら・Snow Man
 え~この度、ジャニーズ事務所の関連会社である『株式会社ジャニーズアイランド』の代表取締役社長に就任した滝沢秀明氏。何だかもう軽々しく「タッキー」呼びは出来ない感じなんだけど、でも「滝沢社長」というのもどうも言いづらいので、今回は呼び慣れた「タッキー」で行っちゃうわね。どうかご了承を!

 元々、タッキーはSnow Manを可愛がっていて『滝沢歌舞伎2012』のステージ上でこのグループ名を発表したんだけど、名付け親になるぐらいだから愛情たっぷり。常々、「Snow Manのために尽力したい」と言っていたから、プロデュース業のスタートは「Snow Man業務」しかないとアツたちも思っていたの。マスコミの中では「タッキーはSnow Manのために裏方に入って、会社まで立ち上げた」と口にする人たちも多いしね。とんでもない存在力なのよ。

 そんなタッキーの寵愛を一心に受ける彼らは努力家で、パフォーマーとしてもすこぶる優秀だけど、公私に渡りタッキーの手足となって機敏に動く奴らで、その絆たるや深くて強くて、見ていても気持ちがよかったわ。タッキーの事を崇拝しつつも適度にイジっていたし、師弟愛に溢れたよい関係で。

 6人の平均年齢は25.5歳。2004年から2006年ぐらいにはみんな入所しているからベテラン域の10年選手。ジャニーズJr.の人気ユニットで舞台はもちろん、ドラマや映画にも出演して活躍しているんだけど、CDデビューはまだだから、ディープな熱血ファンしか認知していないっていうのが悲しき現状なのよね。説明しても「ドラマや映画に出てた?」とか言われちゃって。『劇場版 私立バカレア高校』や『映画 少年たち』、照やフッカは脚本家の野島伸司さんに気に入られてドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』(日本テレビ系)に出たりとあれこれ頑張っているんだけどなぁ。やっぱり知らないか(涙)。

 アツは何度もインタビューしたし、密着取材もしてたけど、まぁとにかく「苦労人らしく酸いも甘いも噛み分けたいい奴ら」でね。いつも楽しくおしゃべりは弾むんだけど、6人とも「真面目過ぎる熱い男たち」だから、身軽な身体と重厚な内面が合わさって、何ともそのギャップが凄くいいのよ。『バカレア~』の時に驚いちゃったのは、佐久間大介くんことさっくんが激しい乱闘アクションを終えてコーヒーを飲んでいたんだけど、カップに何杯もお砂糖を入れていて。4杯目ぐらいを入れた時に「何してんのよ、もういいでしょ」ってつい止めたんだけど、さっくんったら「甘党なんで。糖分が欲しくなるのよ~。もう1杯入れちゃおう」と言いながら甘い甘いコーヒーを飲んでいたこと。あの幸せそうな顔は忘れられないわ。

 

 アツの周りではふっか推しが多くて、密着なんかでもふっかの周りに自然と輪が出来ちゃうんだけど、最初はライトなコメントをしていても、最終的にはいつも「後輩も出来てきたし俺たちも負けられない。滝沢くんに育てて貰ったように、俺たちも後輩の見本になるような存在にならなくちゃいけないし、育てていければ」等と真面目コメントになるし。その隣で薄笑いをしながら照は筋トレに余念が無い……なんて光景が毎度の事。メンバー全員、受け答えも丁寧で、かなりのベテランなのに腰も低いから取材陣にも愛されていて実力も十分なのに、なかなかデビューしないなぁ。後はタッキー頼むよ、何とかしてあげて~!

 ……というみんなの願いを実現してくれたのは、やっぱりタッキー。2月からは京都四条南座で、4月からは東京・新橋演舞場で生まれ変わって進化した『滝沢歌舞伎ZERO』をSnow Manが継承していくというので、制作発表記者会見もとっても楽しみにしていたのよね。会見にはSnow Manの他に向井康二くん、正門良規くん、目黒蓮くん、影山拓也くん、田中誠治くんも出席して大盛況。向井くんから「忙しさからちょっとニキビが出来てしまったけれど、黒髪に戻して引退しても相変わらずカッコイイ」とバラされてしまったプロデューサー・タッキーも後方でこっそり見守る中、順調に会見は進められたんだけど、途中からはもうSnow Manの遊び心が炸裂して笑いっ放し。

 照やふっかが「恒例の『腹筋太鼓』がリニューアルして超高速で回転する3人乗りの『メガ太鼓』が登場します。約100Kgの桜吹雪や約500Kgの雪も降ります」とスケール大になった舞台をアピール。さっくんと阿部ちゃんは「歌舞伎パートで女役をやります。滝沢くんの最大の褒め言葉『素敵』が貰えるように頑張ります」とPR。ふっかが言った「滝沢くんがいたから、僕らSnow Manは今ここにいます」の言葉にジーンとしたりで、誰もがタッキーとSnow Manの門出をお祝いしていたんだけどね。その時はまさか6人から9人になるなんて知らなかったから、本当にビックリよ。

 だけど向井くんと目黒蓮くんは会見にも出席していて、向井くんはさすが関西ジャニーズJr.よね。スタートから「皆様の万能調味料こと、塩麹よりも向井康二です」と掴みはバッチリで、すっかり笑わせて貰ったわぁ。宇宙sixの蓮くんはタッキーが得意としていた『変面』に初挑戦するんだけど、「滝沢さんから『変面は本当に大変だけど、俺も一緒にやるし教えるから』と心強い言葉をいただいて」と喜んでいて。今思うと、あの会見でSnow Man9人体制の布石はちゃんと打たれていたのね。あの時は予想すらしなかったわぁ。プロデューサー・タッキーにしてやられた感じ。さすがよね!

 

 ちなみに加入するジャニーズJr.の村上真都(まいと)ラウールくんは日本とベネズエラのハーフで弱冠15歳。ヒップホップダンスがお得意で、若いのにハーフ特有のセクシーさも持ち合わせている美少年。「夢は身長180cm」だけどまもなく達成しそうな高身長ボーイ。タッキーが「まだ若いけど才能が溢れ出ていて、とにかく惹き付けられた」と太鼓判を押していた1人なんですって。目の付け所が違うわね。

 向井くんは24歳で176cm、蓮くんは22歳で182cm。蓮くんは照やふっかも出演していたドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』(日本テレビ系)に"お兄ちゃんズ"として出ていて、華麗なダンスを披露していたのよ。新加入の3人はいずれも高身長だから、Snow Manのイメージがまたちょっと変わって華麗に進化していくのかもね。そうそう、向井くんはかつて平野紫耀くん、今は退所してしまった麗しい金内柊真くんと3人でkin kanというグループにいたの。カッコよくてめちゃくちゃ人気があって、アツたちも猛プッシュしていたんだけど、向井くんがここに来てしっかりフィーチャーされて感無量よ。kin kan時代、『ザ少年倶楽部』の収録で渋谷のNHKに来た時は「東京に来られるだけで嬉しい。でも渋谷を歩くと緊張するわ~」なんて言ってて可愛くてね。いろいろあったけど今こそ花開いて欲しいなと祈るばかりよ。

 まぁね、古くからの根っからSnow Manファンの皆さんは色んな思いを抱えちゃったと思うの。賛美両論よね。これまで6人でやってきた事は何だったの?  とも思っちゃうだろうし、なかなか受け入れる事は出来ないかもしれないけれど、これも誰よりもSnow Manを愛するタッキーの決断だから、どうか認めてあげて、担降りだけはしないであげてね。

 加入する3人だって嬉しい反面、今までのファンの皆さんの事を考えて人知れず心配してると思うのよね。9人での始動は3月24日、25日に横浜アリーナで行われる『Snow Man LIVE2019~雪 Man in the Show~』からになるようなのでまだ少し時間もあるし、心を鎮めてもう一度考えてみてあげて欲しいなぁ。出来るなら『新生Snow Man』も皆さんご一緒に応援しましょ。後はタッキー社長、どうぞどうぞヨロシクお願いします!

最終更新:2019/01/19 07:15
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