高橋真麻・英樹親子が“お笑い事務所”グレープカンパニー移籍の裏事情
#高橋真麻 #フリーアナウンサー
先ごろ結婚を発表したフリーアナウンサーの高橋真麻と、彼女の実父でベテラン俳優の高橋英樹が、そろってグレープカンパニーへの移籍を発表した。2人はこれまで真麻の母を社長に据えた実質的な個人事務所で活動していたが、本格的に芸能事務所への所属となる。もとより真麻が番組で共演していたサンドウィッチマンとのつながりから事務所が選ばれたようだ。
グレープカンパニーは、サンドウィッチマンのブレークに伴い、フラットファイブのお笑い部門として独立する形で2010年に設立。サンドウィッチマンのほか、永野、カミナリなどが所属する。最近では珍妙なツッコミフレーズが話題の東京ホテイソンや、『THE W』(日本テレビ系)の決勝進出でも話題となったあぁ~しらきなど、注目の若手芸人も育ってきている。ただ、この事務所はあくまでもメインはお笑いであるが、なぜ高橋親子が移籍することになったのだろうか。
「グレープカンパニーの特徴としては、稼ぎ頭のサンドウィッチマンを筆頭とする新進の芸能事務所のため、既存の芸能界の利害関係から無縁といった点が挙げられますね。例えば、カミナリがこの事務所を選んだのは『事務所主催の芸人養成所』を経由したくないためでした。小規模な分、芸人その人の気質がうまく活かせる事務所だといえるでしょう」(芸能関係者)
さらに、グレープカンパニーには、もうひとつの特徴がある。
「小規模な芸能事務所のため、マネジメント機能は業務提携先である松竹芸能が行っている点ですね。実質的に松竹芸能の関東支社のようなポジションともいえるでしょう。松竹芸能は伝統ある事務所のため、関西圏の仕事はもとより、営業仕事もコンスタントに取れるでしょう。さらに、実質的に芸能界において圧倒的な影響力を誇る吉本興業を牽制するポジションにもありますね」(同)
芸能界のあらゆる「しがらみ」から逃れられる場所として、グレープカンパニーは存在しているといえるかもしれない。高橋親子のさらなる活躍に期待したいところだ。
(文=平田宏利)
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