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福山雅治に俳優生命の危機! 4月期TBS日曜劇場主演も「これがコケたら……」

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福山雅治

 福山雅治が4月期にTBS日曜劇場枠で放送される連続ドラマ『集団左遷!!』(仮)で主演する。福山が同枠で主演を務めるのは初めてで、連ドラ主演も2016年4月期『ラヴソング』(フジテレビ系)以来、3年ぶりとなる。

 かつて福山は、歌手としてのみならず、俳優としても、連ドラ『ガリレオ』シリーズ(同)、NHK大河ドラマ『龍馬伝』、映画『そして父になる』などをヒットさせて、我が世の春を謳歌した。

 しかし、15年9月に吹石一恵と結婚したあたりから、人気下落が止まらなくなった。結婚後初の連ドラ主演となった『ラヴソング』は、ヒロインに福山と同じ事務所(アミューズ)で、ほとんど無名の新人シンガーソングライター藤原さくらがバーター起用されたこともあって、世の不評を買うことに。ドラマがスタートしてみたら、視聴率は散々で、全話平均8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大爆死に終わった。まさかの事態に所属事務所と福山は激怒したといわれている。

 巻き返しを期した福山は、その後、『SCOOP!』(16)、『三度目の殺人』(17)、『マンハント』(18)と3作の映画に主演したが、いずれも大ヒットにはつながらず。『三度目の殺人』は興行収入14億6,000万円とまずまずで、作品自体は、「第41回日本アカデミー賞」で最優秀作品賞を受賞するなど評価された。だが、是枝裕和監督が最優秀監督賞、最優秀脚本賞を、共演陣では役所広司が最優秀助演男優賞を、広瀬すずが最優秀助演女優賞を受賞したが、福山は“無冠”に終わり、赤っ恥をかく格好となってしまった。

 俳優として大いに評価を下げ、“断崖絶壁”に立たされたともいえる福山は、ついにフジと決別し、TBSの看板ドラマ枠に初チャレンジする。

『集団左遷!!』は、江波戸哲夫氏の同名小説『集団左遷!!』『新装版 銀行支店長』(講談社文庫)が原作で、『ROOKIES』『南極大陸』『クロコーチ』『仰げば尊し』(いずれもTBS系)、『デスノート』『トドメの接吻』(いずれも日本テレビ系)などを手掛けたいずみ吉紘氏が脚本を担当。

 福山は銀行員・片岡洋役で、50歳を目前にして、廃店が決まっている蒲田支店の支店長への昇任人事を命じられる。片岡は理不尽なことだとわかっていても、のみ込んで我慢して、「会社で生き残るためだ」と考えている、典型的な“ザ・サラリーマン”。だが、部下や仲間のがんばりにほだされてしまう、情に厚い男という役柄。

 廃店が決まっているため、上層部から「がんばらなくていい。廃店の際には本部に戻し、優遇します」といわれているが、部下たちのがんばりを目の当たりにし、「このままでいいのか?」と思い悩んでいく……というストーリーだという。

 福山がタッグを組むのは、異動先の副支店長・真山徹役の香川照之で、『龍馬伝』以来、9年ぶりの共演となる。

「福山はドラマの設定でも、50手前ですが、実年齢も2月で50歳になります。もはや、ただのおじさんです。結婚して、子どももできましたから、もう純粋に演技力で勝負するしかありません。しかも、今回は自身初の銀行員役で、ビジネスドラマですから、シビアな目で見られるはずです。特にTBS日曜劇場枠の固定ファンは、硬派の作品を好むドラマ通が多いので、視聴者を満足させるのは容易ではないでしょう。『ラヴソング』が大惨敗を喫している以上、『集団左遷!!』は絶対ヒットさせなければなりません。この作品がヒットするかどうかで、今後の福山の俳優としてのポジションが決まるといっても過言ではないでしょう」(芸能関係者)

 果たして、福山は首尾よく『集団左遷!!』を高視聴率に導いて、かつての輝きを取り戻すことができるだろうか?
(文=田中七男)

最終更新:2019/01/20 08:00
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