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週刊誌スクープ大賞

「女性をモノ扱い」で謝罪も……SPA!の「ヤレる大学ランキング」を、元名物編集長はどう読んだ?

 こちらは新潮の健康もの。低コストで9割のがん患者に効く「がん光免疫療法」についての特集をやっている。

 オプジーボでも肺がんの奏効率は約20%だというが、これはなんと93.3%だというのである。

 開発したのは米国立衛生研究所で主任研究員を務める小林久隆医師(57)。これはライトや光ファイバーで患部に近赤外線を照射するだけだという。

 テレビのリモコンにも近赤外線が使われているから、もしかすると、リモコンを自分に向けて照射するといいかも?

 これができると、がんを予防する意味がなくなると、小林医師はいう。夢のような治療法だが、数年以内には「がんは慢性疾患のひとつになる」そうだ、待ち遠しい。

 次は文春から。米津玄師(けんし・27)という歌手を紅白で初めて知った。地元徳島の大塚国際美術館からの生中継で「Lemon」を熱唱し、高視聴率を叩きだしたそうだ。

 文春によれば、高校卒業後、大阪の美術専門学校に通ったが1年で中退し、自宅に引きこもりながらネットで自分の音楽を発信し、ネット音楽界のカリスマになったという。

 今の時代ならではの歌手なのであろう。池袋で行った自作CD販売に来ていた、「ユニバーサル・ミュージック」の元女性社員と半同棲生活をしているそうだ。

 ポストから。このところ東京でも、身体に感じる地震が起きている。

 揺れるたびに、いよいよ来たかと心も揺さぶられる。

 ポスト御用達のMEGA地震予測が1月3日の熊本地震(震度6弱)を的中させたとして、今後の最も警戒を要するゾーンは、首都圏・東海ゾーンと南海・東南海ゾーンだという。

 地震予測は当たるも八卦だが、近々必ず起こることは間違いない。警戒しておくに越したことはないはずだ。

 サンデー毎日で、内田樹氏が「2019年の予測」をやっている。今年は3つの大きな流れがあるという。

 一つは統一地方選で、新しいタイプの立候補者が出てくるという。市井の名も知られていない人だが、これまで自分の手の届く範囲で「公共的」な仕事をしてきた人が、その恩恵に浴した人たちから「あなたのような人が議会に出て、現状を変えてほしい」と負託を受けて登場するというのである。

 安倍政権最大の功績は、国会の威信低下・機能不全に力を尽くしてきたことであるとし、現在の立法府の空洞化に対抗するために、こうした「公共的」な人たちが出てくるという。

 二つ目は、7月の参院選で自民党が大敗する。これは説明を要しないであろう。

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