テレ朝・宇賀なつみアナ退社で、横並びトップの『モーニングショー』ピンチ! 後任候補は弘中綾香?
#アナウンサー #テレビ朝日 #宇賀なつみ #弘中綾香
年明け、TBSのエース女子アナウンサー・吉田明世と共に、テレビ朝日・宇賀なつみアナの退社報道があった。同局、本人はしばらく沈黙を保ったが、10日に、宇賀アナが退社して、アシスタントを務める『羽鳥慎一モーニングショー』を3月いっぱいで降板することを発表した。
退社に至った宇賀アナのコメント要旨は「10年という節目を迎えるにあたって、今後の人生について真剣に考え、退社することを決意いたしました」「春以降は、自分のやりたいこと、できることを、大切なものは何かをしっかりと考え、焦らずていねいに、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います」といったもの。
この先、フリーアナとして活動するか否かについては明言しておらず、退社日は残された有給休暇の消化の問題もあり、現在調整中だという。
宇賀アナは2009年4月1日の入社日当日から、『報道ステーション』のお天気キャスターを担当。愛くるしいルックスと親しみやすいキャラクターで人気は急上昇。『好きなお天気キャスターランキング』(オリコン調べ)でもトップ10の常連となった。
11年8月からは、同番組のスポーツ担当に昇格。立教大学出身で、当時メインキャスターを務めていた古舘伊知郎アナの後輩とあって、“ポスト”小川彩佳アナの有力候補とみられていた。
ところが、同番組を14年3月で降板となり、早朝の情報番組『グッド!モーニング』のメインキャスターに就任。15年9月末からは、『モーニングバード』より、リニューアルした『モーニングショー』のアシスタントを務めていた。
「宇賀アナは、竹内由恵アナと並ぶ、テレ朝の人気女子アナ。17年5月に大学の同級生である会社員男性と結婚し、男性ファンは減りましたが、好感度は高く、『モーニングショー』には欠かせない人材だっただけに、上層部のショックは計り知れないようです。そもそもテレ朝はTBSと違って、民放では結婚、出産しても、『働きやすいテレビ局』として有名で、離職率も低いだけに、人気女子アナの退社は痛いですね」(女子アナウオッチャー)
宇賀アナの退社理由を額面通り受け止めれば、朝の生番組を担当するのが大きな負担となっていたようだ。午前8時からの生番組に出演するためには、早朝に局入りしなければならず、当然夜も早く就寝しなければならない。一般の会社に勤める夫とは、生活サイクルも異なり、夜の夫婦の営みもおろそかになりがちだろう。
であれば、「担当番組替え」を直訴してもよかったと思われるが、宇賀アナの退社決意が固かったようだ。となれば、仕事への情熱が失われていない限りは、今後何らかの形でフリーアナとして活動していくことになるであろう。
人気者の宇賀アナが去るとなれば、『モーニングショー』の今後には暗い影が差してしまう。同番組は、日本テレビ系『スッキリ!』や、フジテレビ系『とくダネ!』などのライバル番組との競争を制し、2年連続で民放横並びトップをキープしている人気番組。昨年の年間平均視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、17年の8.0%からアップさせ、上昇カーブを描いている。一時は、昨年3月で有働由美子アナ、V6・井ノ原快彦が降板した『あさイチ』(NHK総合)の視聴率を抜いたこともある。
羽鳥慎一アナと共に、番組を支えてきた宇賀アナが降板するとなれば、当然それ相応の後任選びに迫られるだろう。
「局内では、昨年12月に発表された『第15回好きな女性アナウンサーランキング』(オリコン調べ)で、初登場にして、いきなり2位に入るなど、人気急上昇中の弘中綾香アナも“候補”として名が挙がっているようです。幸い現在、弘中アナはゴールデン・プライム帯に担当番組をもっていませんし、帯番組も担当していませんので、異動はさせやすいでしょうね。ただ、『モーニングショー』の場合、羽鳥アナと相性が合うかどうかも重要。『モーニングバード』でパートナーを務めていた赤江珠緒アナは、羽鳥アナとの“不仲”が原因で、タッグを解消したともいわれています。ですので、羽鳥アナの意向も尊重されることになるでしょうね」(テレビ関係者)
かくして、3年半、羽鳥アナを支えてきた宇賀アナが降板してしまう『モーニングショー』。その後任に誰が起用されるのか気になるところだ。
(文=田中七男)
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