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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > デカすぎ!「愛の南京錠」
傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.27

なぜそれを大きくする必要があるのか?「愛の南京錠」

なんだこれ

 しかしその周辺に、恋人同士が醸し出す甘い空気は一切ない。そこにいるのは、殺伐とした表情で海を見つめるおじさんばかり。彼らが持っているスティックは、自撮り棒ではなく釣り竿だ。そう、ここは釣り人に人気のスポットだったのだ!

テトラポッドには中華料理店の電話番号がペイントされており、ここまで出前を頼むことも可能

 

 巨大南京錠の内壁や、周囲を囲む手すりには、いくつかの南京錠が掛けられていたが、その数は圧倒的に少なく、しかも潮風に当たりグズグズにさびついていた。

 オブジェ全体に漂う脱力感と、釣り人たちの精気みなぎる動きのコントラストが美しい、唯一無二の「愛の南京錠」。この場所に、韓国を韓国たらしめる何かがあるように感じるのは、私の思いすぎだろうか?

(文・写真=清水2000)

●愛の南京錠

住所 慶尚北道慶州市陽南面邑川里

 

 

最終更新:2019/01/14 16:00
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