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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 岡田元監督、実はお茶目キャラ!?
熱血!”文化系”スポーツ部

実は“お茶目キャラ”!? 西野朗前サッカー日本代表監督との対談で見せた、岡田武史の名司会者ぶり

岡田武史元監督

 アジアカップが幕を開け、日本代表は初戦のトルクメニスタンに先制を許しながらの逆転勝利。解説を務めた松木安太郎の声が早速枯れるほどの熱戦だった。ロシアW杯後に就任した森保一監督のもとで戦う日本代表は得点シーンも多く、見ていて実に楽しい。

 このアジアカップへ向けた認知度アップのためなのか、年末年始はサッカー関係者のテレビ出演やサッカー企画で盛り上がる番組をよく見かけた。中でもぜいたくな作りだったのが、1月2日に放送されたNHKのBS1スペシャル『激白!西野朗×岡田武史~サムライブルーの未来~』だ。

 W杯で指揮を執った2人の日本人監督、岡田武史(1998年フランス、10年南アフリカ)と西野朗(2018年ロシア)。早稲田大学の先輩(西野・63歳)・後輩(岡田・62歳)という40年以上の関係性を持つ2人のビッグ対談が実現した。

 思えば、1年前はまだハリルジャパン。そこから、W杯直前での電撃解任と、突如就任した西野監督のもとでの奇跡的な大躍進はまだ記憶に新しい。番組では、そのW杯直前での異例の監督交代劇にも言及。岡田氏はこれについて日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長から事前に相談されていたことを明かし、「いや、今の時期はない」と反対していたと告白。後任候補だった西野氏は「身を隠してくれ」と言われて都内ホテルに潜伏していたことなど、あらためて当時の知られざる裏事情が垣間見えた。

 もちろん、そういった裏事情も興味深かったのだが、この対談で注目すべき点は別にあった。岡田武史というお茶目キャラクターの存在だ。とにかくボケる場面が多く、西野氏とのデレっぷりが、なんともいえずほほえましかったのだ。

 番組冒頭から、「納得できないのは(自分よりも1歳上の)西野さんが後輩に見られること。そんなに俺老けてる?」と切り出したかと思えば、「どこ見てんのよ」と広い額を押さえて、しっかりつかみはOK。

 その後も、

「フェアプレイポイント(ロシアW杯から導入された、警告や退場による累計ポイント制度)、知ってたの?」

「さすが、プリンスだなぁ」

「鈍感な西野さんでも感じるの?」

といった具合に、西野氏の発言や行動にしっかり反応。先輩にその質問する!? と驚く場面も多かった。

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