『ZIP!』福山雅治の朝ドラで“脚本家”バカリズムに大ダメージ?「MOCO’Sキッチン」休止に批判も
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日本テレビが開局65周年記念番組として手がけた『ZIP!』内の7分×全13話の『生田家の朝』。
企画プロデュースを福山雅治が務め、福山からの誘いでバカリズムが脚本を担当、さらに本家・NHK朝ドラ史上最高傑作と名高い『カーネーション』でヒロインを務めた尾野真千子に、ユースケ・サンタマリアを加えた豪華な布陣は、放送開始前には大いに注目された。
しかし、「正直、NHK朝ドラを狙いました」と堂々宣言したことがあだとなり、「NHKのマネ」と嫌われたほか、人気コーナー「MOCO’Sキッチン」を休止しての放送だったことも批判を呼んだ。
さらに「あるあるネタ」を中心に、「どこにでもいるフツーの家族の朝を切り取り、小さな幸せや事件を描く」というコンセプトでありながらも「あんなデカい一軒家買っといて、どこにでもいる普通の家族ってのがまず納得できない」「起きてきて、お湯出しっぱなしでトイレ行くとか、主婦の感覚からズレてて、おかしいと思いました」など、一般の主婦感覚からズレていることも批判の対象となっていた。
とはいえ、もちろん一部には「終わっちゃった。地味な話なのに面白かった~」「生田家の朝めちゃくちゃ面白いし小さい時を思い出して心が温かくなる」など、番組の終了を惜しむ声もある。バカリズムならではのクスッと笑える「あるある」に共感したという声も上がっている。
しかし、悲惨なのは、話題が当該ドラマから『ZIP!』全体の批判にまで広がってしまったこと。ネット上には、以下のようなコメントが多数ある。
「番組じたいを改編してほしい。朝からバカ騒ぎしてるのはみたいと思わない」
「MOCO’Sキッチンよりキンプリやめてくれれば良かったんだよ。ドラマも微妙だけど、それよりもっと面白くないし放送の意味が見出せない」
「そもそもZIPがつまらない。多すぎる女タレント、ジャニーズゴリ押し、つまらないゲスト、さむいノリ、NHKのニュース見てる方がマシwww」
結局、誰が得したのかわからない、日テレの「挑戦」。中でも特にダメージを被ってしまったのは、脚本を担当したバカリズムである。昨年12月に行われた同番組の制作発表会見の際には、報道陣の間で「バカリズムの目の奥が笑っていない」などと言われていたと報じられていたが……。
「バカリズムさんは『生田家の朝』がつまらないとネット上で多数つぶやかれるなど、批判されたり、ネガティブな記事が書かれたりすることを非常に気にしていて、すっかり疲弊しています。一部記事にクレームをつけたこともあるようです」(放送作家)
ちなみに、以前、AbemaTVの『必殺!バカリズム地獄』において、「どうせろくなことが書かれていない」からと、エゴサーチはしないことを言い切り、Twitterで直接リプライしてくるユーザーは「直接晒す」「すぐブロックする」とも語っていたバカリズム。
そんなデリケートな性格をおもんばかると、今回の企画が与えたダメージは、バカリズムにとって相当深刻なものだったのだろう。
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