滝沢秀明は「タレントの身になれる唯一無二のプロデューサー」20年前からわかっていた「なるべくしてなった結果」
2018年末で引退し、ジャニーズ事務所幹部となった滝沢秀明さん。東京ドームでのジャニーズのカウントダウンコンサートで盛大に送り出され、新たな一歩を踏み出しました。
そんな滝沢秀明さんの門出を祝って、20年の思い出を振り返り、「タッキーロス」に苦しむ皆様にお届け!
皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!
2019年、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。さぁて年末年始、皆様はどう過ごされましたか? 昨年末12月29日の『テレビ朝日開局60周年記念 超豪華!!最初で最後の大同窓会!8時だJ』(テレビ朝日系)や大晦日の『ジャニーズカウントダウン2018-2019「東京ドームから生中継!」』(フジテレビ系)で有終の美を飾り、表舞台から退いた滝沢秀明くんの麗しいお姿、ご覧になりましたか?
これが見納めとあってカウコン取材もいつも以上に気合い入りまくりだったんだけど、マスコミ界隈でも「タッキーロス」を口にする人が多くてね。忘年会や即行の新年会でも「私だけのタッキー思い出話」が出るわ出るわの大盤振る舞い。酔っ払って「タッキーの顔や上半身にいくつホクロがあるか、撮影中に一緒に数えたことがあるのぉぉぉ。カメラマンを脅してめちゃくちゃドアップで寄りに寄っての撮影を決行して、タッキーに苦笑いされたぁ」と豪語する雑誌編集者がいて、すかさずみんなで「いくつあったのよ?」と問い詰めたら「それが……忘れちゃって。手の甲にポールペンでメモしといたんだけど、いつの間にか消えててさ」と酔っ払いあるあるのすっとぼけ発言連発でガックリよ。
アツだって自慢じゃないけど(いや、プチ自慢だけど)撮影でタッキーを脱がしちゃったことがあったわ。逞しく鍛えられた真っ白スベスベ肌な上半身にウットリ。あの時、「網の上でお餅を焼いた時みたい。綺麗に割れた腹筋だね~」と誉めたら、「それってどんなたとえだよ」って言われたっけ。
あ~、新年早々やっぱりタッキーロスに陥るなんて。分かっちゃいたけど、『8J』を何度も何度もリピートしちゃった三が日。年末に大寒波がやってきたけど、年始も違う意味で心に大大大寒波が襲来よ。タッキー愛に溢れたタッキー命のLOVE革命家の皆様、いかがお過ごしでしょうか? 忘れずにちゃんと息はしてますかぁ?
ヒロミの愛は深かった
スーハーヒーハー、はい深呼吸が大事。タッキーに初めて会ったのはいつだっけ? 芸能記者たち誰もが競うタッキーとの初対面時期。正直、アツは忘れちゃったけど、誰もが見た瞬間「これはスゴイ。逸材!」と感じたと満場一致の納得のご意見。この世のものとは思えないぐらいこんなに可愛い男の子がいるなんてと感激しちゃって。
出会いから少しの時を経て、平成10年の1998年4月にスタートして1999年9月まで放送されていた『8時だJ』。懐かしいでしょ? ジャニーズJr.初の全国放送のゴールデンタイム枠のバラエティー番組とあって、すごく注目されていたのよ。でも最初は「取材はちょっと困難かもな。MCのヒロミさんがインタビュー嫌いで、なかなかOKが出ないんだよ」なんてテレ朝広報にやんわりお断りされたりもしたけど、タッキー会いたさに挫けずお願いを重ねて、何とか承諾を得たの。
ところが実際にお会いしたらヒロミさんがとっても優しくて拍子抜けしちゃったのを覚えているわ。悩むJr.たちの相談事にも親身になってアドバイスしていたし、叱咤激励して兄貴分としていい意味で君臨していて。タッキー始めみんなが慕ってついていってたもの。
それにしても、タッキーの送り出し番組なのは分かるけど、タイトルに『テレビ朝日開局60周年記念』という大々的な冠を付けるとは、テレ朝も思い切った事をやったわよね。大人の事情も加味か、やっぱり今後のお付き合いを考えちゃったのかしらね~。
まぁいいけど、だから『有吉ゼミ』(日本テレビ系)で、棟梁のヒロミさんと平社員のタッキーで3年前に結成された「八王子リホーム」を見た時、「あ~、八王子出身で『8J』の2人がここにきて再結集か」と、とんでもなく感慨深かったのよね。12月24日のクリスマスイブに放送された『有吉ゼミ聖夜4HSP「ヒロミタッキー最後のリフォーム」』なんて涙なくして見られなかったわ。
縁ある地元・八王子の幼稚園をリフォームしたんだけど、ヒロミさんがこれからのタッキーに向けて「見えない所をやるんですよ。誰にも褒められない所をやるんですよ。家作るのもアイドル作るのも一緒だよ。愛だよ、愛!」と、八王子リホームのモットーである「愛」を前面に押し出して愛あるエールを送った時には、タッキーもジーンとしていたけれど、見ていたこちらは勝手に大号泣よ。その時も番組名は出さなかったけれど、『8J』での学びについてタッキーがお礼のお手紙の中で述べてたしね。だから20年ぶりの、でもこれが本当に最後の『8J』を何度もリピしちゃうのは、もう自然の摂理だと思うの。
かわいかったJr.たち、『8時だJ』の思い出
『8J』の収録はね、今の再開発されたオシャレな六本木ヒルズの社屋ではなくて、場所は同じ六本木なんだけど、当時はびっくりするぐらいあっちこっちにガタがきた古い社屋で行われていたの。通称「六本木センター」。ここの第1リハーサル室にはいつもジャニーズのメンバーがワラワラいて、ダンスレッスンなんかをしていたわ。中居正広さんだって嵐だってみんなみんな1リハ出身よ。
テレ朝本社があったアークヒルズから、制作部やスタジオが残った六本木センターまで、わざわざバスで移動しなくちゃいけなくて結構不便でね。当時はブツブツ文句を言ってたんだけど、『8J』の収録となれば話は別。明治屋で差し入れを買っていそいそ急ぐのが常だったの。
合間には1リハで新聞や雑誌の撮影なんかもしていて、タッキーや今井翼くんを撮影している間、まだJr.だった嵐や山下智久くん、生田斗真くんや風間俊介くん、長谷川純くんなんかが羨ましそうにじーっと眺めていたりして。フルーツ1つで「誰か俺のイチゴ、食っただろ?」と怒る人。「弁当選びは年功序列で」とか言って回る人など小っちゃな喧嘩も日常茶飯事。ジュースじゃんけんで負けたピヨピヨのJr.くんが泣きべそをかきながら「ジューじゃん嫌い」なんて言い出すと、タッキーが自販機近くにあるトイレに呼んでこっそりお金を渡したり、泣き笑いの毎日だったなぁ。
収録が長引くと学校帰りのJr.たちは眠くなっちゃって、しかも衣装がパジャマの時も多かったから、ひな壇にいるJr.はうつらうつら。我慢に我慢を重ねてもいつの間にかお目目が閉じていくことも。見ているこっちは大爆笑だったけど、あとで叱られたりしてたっけ。
六本木センター内にあった古めかしい洋館前で撮影すると「ガラス窓に不思議な現象が起きる」なんていうサスペンスチックな噂話を怖がって一喜一憂したり。ホントみんな可愛かったなぁ。ヒロミさんも見抜いていたけど、当時からタッキーはプロデューサー的立ち位置で現場を仕切っていたから、今回の決断は20年前から分かっていた「なるべくしてなった結果」なんだろうけどね。でもやっぱりなかなかタッキーロスから立ち直れないわ。殿のご乱心じゃないかと願う時もあったけど、これが現実なのよね。受け止めるまでしばしお時間を……。
『中居正広のキンスマスペシャル 「滝沢秀明が中居だけに語る真相-引退まで3日-』(TBS系)だって、今まで知らなかったタッキーの素顔が中居さんによって引き出されて。インタビューでもタッキー自身、幼少の頃の苦労話はあんまり語ってこなかったから驚く話も多かったわよね。でもお母様と再婚された新しいお父様とニックネームが同じ「タッキー」だと言う話はよくしていて。「苦労というより早めの試練だったのかな。今はいい思い出になってるし親孝行したい」って言ってたもの。これからまたたっぷり親孝行しなくちゃね。タッキーママが羨ましいーっ!
え~、コホン。おめでたい新年明けてすぐの第1回目の配信が、何ともタッキーロスのグチばかりでごめんなさいね。新しいお仕事も続々と決まったプロデューサー・タッキーに幸あれ。舞台でどんな演出を見せてくれるのか? 可愛い後輩たちがひしめき合っているけれど、次はどのグループがデビューするのか? お楽しみは無限大よね。昨今、少しばかり悲しい出来事が続いたジャニーズ事務所だけど、タッキーの参入でどう変化していくのかしら? タレントの身になれる唯一無二のプロデューサーなんだから、細部まで気にかけてくれる事を祈るばかり。いよっ、男タッキー。2019年、本当の「滝沢劇場の開幕」、心待ちにしております!
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事