吉本興業で繰り返される「コンプライアンス講習」……騒動連発で“意味ナシ”の声も?
#お笑い #吉本興業
芸能界において、コンプライアンスの順守が求められることが多い昨今。特にSNSでのちょっとした言動が大きな炎上騒ぎに発展することも多く、芸能人たちはさまざまな場面で行動を律する必要性が生じている。そんな中、所属タレントに対し定期的に「コンプライアンス講習」を行っているというのが、よしもとクリエイティブ・エージェンシーだ。
「よしもとには、6,000人ものタレントが所属しており、その全員を管理するのは至難の業。少なくとも若手芸人くらいは、しっかり教育しておかなければならないということで、劇場に出られるレベルの若手を集めて、定期的にコンプライアンスに関する講習会を開いています。主に弁護士などが呼ばれて、講義をしているようですね」(お笑い事務所関係者)
そんなコンプライアンス講習が、ここ最近頻繁に行われるようになったという。
「以前は年に1~2回とかだったんですが、最近は芸人さんがなんらかの騒動を起こすたびに、若手が集められて講習会を行うようになったみたいです。たとえば、NON STYLEの井上裕介が当て逃げ事故を起こしたり、インパルスの堤下敦さんが睡眠薬を飲んで運転して事故を起こしたり、そういった事件があったときは必ず講習会となるそうです。あと、SNSで炎上騒ぎがあったときも同じ。ウーマンラッシュアワーの村本大輔が政治的発言をして炎上したり、ガリガリガリクソンが“炎上狙い”の投稿を繰り返したりしたようなときも、即、講習会が開かれるのだとか。昨年末のとろサーモン久保田かずのぶとスーパーマラドーナ武智の上沼恵美子に対する暴言騒動でも、やはり開かれているはずだと思いますよ」(同)
ちなみに、テレビに頻繁に出演している売れっ子芸人には“個別の講習会”が用意されている。
「芸人の空き時間に弁護士さんが楽屋などを訪れて、個別に講習会をするそうです。もちろん、一部の大物芸人や、炎上の心配がない芸人は講習会が免除になるとのこと。だから、楽屋で講習会をやっている芸人は、“何かやらかしそう”と思われているということになります」(同)
ただ、講習会を行ったところで、芸人の不祥事や炎上騒動は収まることを知らない。
「いくら講習会を開いても、不祥事が起きるものだから、若手芸人たちも“これじゃあまったく意味ないじゃん”と、最近は真剣に話を聞いてないようですね」(同)
もはや講習会くらいでは、芸人の暴走を止めることはできないということなのだろうか。本当に所属タレントを管理したいのであれば、何か特別な取り組みをする必要がありそうだ。
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