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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 猪マンガの”お約束”って?
じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

最後は”おいしくいただく”のがお約束!? 2019年に読みたい「イノシシマンガ」6選

■『鬼滅の刃』

鬼滅の刃』(吾峠呼世晴/集英社)

 最後にご紹介するのは、「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載中で、来年アニメ化も決定している作品『鬼滅の刃(きめつのやいば)』です。

 時は大正時代、炭売りの少年、炭治郎の家族がある日、何者かに皆殺しにされてしまいま。唯一、生き残った妹・禰豆子(ねずこ)は「鬼」に変貌してしまっていました。妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を倒すため、炭治郎が修行の旅に出るというストーリーです。

 鬼にかまれるとかまれた人間も鬼になってしまうという、いわゆるゾンビ感染系マンガと似ている設定なのですが、イノシシの扱いは、ほかのマンガとは全然違いました。

 単行本3巻から登場し、主人公・炭治郎とともに鬼と戦う、嘴平伊之助(はしびらいのすけ)というキャラクターがいるのですが、イノシシに育てられ、イノシシのマスクをかぶって獣のように戦うのです。他の作品では狩られたり鍋にされたりする運命だったイノシシが、この作品では一躍準主役級のポジションに。まさに、マンガ界におけるイノシシのイメージを覆す、期待の新星といえる存在でしょう。

***

 今年の干支「亥」にちなんでイノシシマンガを紹介しましたが、いかがだったでしょうか? イノシシマニアにはたまらない特集だったと思いますが、問題はこのコラムを読む人の中に猪マニアなんているのか、というところです。今年もこんな感じでマンガをご紹介していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん <http://ablackleaf.com/>)

◆「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

最終更新:2019/11/07 19:27
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