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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 猪マンガの”お約束”って?
じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

最後は”おいしくいただく”のがお約束!? 2019年に読みたい「イノシシマンガ」6選

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 今年の干支といえば「亥」。つまり猪(イノシシ)ですよ。どうせ三が日過ぎたら忘れられる存在ですが、せめてこの時期だけは注目してあげたい―――。というわけで、今回は「イノシシ」が登場するマンガ特集です。

■『美味しんぼ 』

美味しんぼ 21巻』(雁屋哲、花咲アキラ/小学館)

 僕が初めてマンガでイノシシを認識したのは,『美味しんぼ』でした。出てくるのは21巻に収録の「新しい企画」というストーリーで、主人公の山岡士郎とその一行が、山にイノシシ狩りに出かけていったところ、突如飛び出してきたイノシシに襲われ、大ピンチ……というところで連れてきた猟犬・コロに命を救われます。

 その後は、倒したイノシシで、イノシシ鍋パーティーが始まるのですが……

「イノシシの肉に味噌味が合います」

「イノシシ鍋を牡丹鍋ともいうんです」

「おひょお! イノシシっていうから肉が固いと思ってたら、柔らかいんだね!」

などといった、美味しんぼならではのテンションでイノシシ鍋豆知識が披露され、大変勉強になります。イノシシ肉は柔らかい! 僕はこのマンガがきっかけで、まったく興味のなかったイノシシ情報をゲットできていたのでした。

 

■『山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記』

山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記 1巻』(岡本健太郎/講談社)

 リアル猟師マンガの先駆けともいえる『山賊ダイアリー』。単行本2巻は表紙がイノシシで、まさしくイノシシがメインともいえる内容です。

 主人公がキジ狩りに行ったところ、たまたまイノシシに遭遇し、イノシシを狩ることに。そこから始まるイノシシのガチ解体ストーリー。

 血抜きや内臓取り出し、皮剥ぎなどなど……解体をしつつも、途中で取り出した心臓(ハツ)を焼いて舌鼓を打ったり。レバーは血抜きのために切れ目を入れて水につける、肋骨と背骨の間にナイフを入れてアバラを外すなどなど、ガチなイノシシ解体の解説がマンガで描かれています。そんなに詳しく描かれたところで、到底真似できないんですが……。

 で、最後は焼き肉になるイノシシ。やっぱりイノシシ肉は脂が乗ってっておいしいそうですよ。なんか来年の干支のはずなのに食われる話ばっかりだな……。

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