トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > インタビュー  > ほどほどYouTuberに聞く
『無駄なことを続けるために ~ほどほどに暮らせる稼ぎ方~』発売記念インタビュー

売れない芸人の意外な才能がYouTubeで開花! 「無駄づくり」発明家・藤原麻里菜のほどほどな生き方

■ずーっと続けていけたら、すごくいい人生

――今回の本の企画は、よしもとから?

藤原 そうです。昨年のお正月に書いた「稼ぎ方」の記事をきっかけに声をかけてもらいました。

――この本って、「ヘンなことをやってきた人が、手の内を明かしちゃう」みたいな部分もあるじゃないですか。そこはイヤじゃなかったんですか?

藤原 メチャメチャ悩みました。こんなふざけてる人が真面目なことを書くなんて……。
「でも、本出して~しな~」と(笑)。そんな感じで引き受けたんですけど、「私、『無駄づくり』のこういうところが好きなんだ」「こういう理由で続けてるんだ」と、書けば書くほど自分のことがわかってきて、面白かったです。

――若いのにちゃんと考えてて、偉いな~と思いましたよ。今のところ「とにかく続ける」を第一にやってるわけですが、今度の展望としては?

藤原 「やめようかな」と思いながらも続けてきた結果、本を出せたり、台湾で個展をや
れたり、自分が全然想像していなかった方向に「無駄づくり」がメチャメチャ大きくなっ
てる気がして。これからも、とりあえず続けていって「無駄づくり」がもっと広がれば面白いなと思います。

――特に「コレがやりたい!」とかはない?

藤原 自分から「やりたい!」ということは少ないんですが、「無駄づくり」をやっていると時々、ヘンな依頼が来るんですよ。そういうのに一個一個丁寧に食らいついていって、ヘンなものが出来上がって、それがまた別のヘンな話につながって……みたいなことをずーっと続けていけたら、すごくいい人生なんじゃないかと思っています。
(取材・文=北村ヂン)

最終更新:2019/01/11 16:51
1234
ページ上部へ戻る

配給映画