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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 民放連ドラ「局別・枠別」視聴率は?

年間ドラマ視聴率はテレ朝トップ! フジは日テレに肉薄!「2018年民放連ドラ局別・枠別視聴率ランキング」

『相棒 season17』『木曜ミステリー 科捜研の女』テレビ朝日より

 2018年のプライム帯の民放連ドラがすべて終了した。そこで、本項では、今年放送された民放プライム帯の連続ドラマの局別、枠別の平均視聴率をランキング形式でまとめた。

 まず、局別では『相棒』(水谷豊主演)、『科捜研の女』(沢口靖子主演)などの人気ドラマシリーズを多く抱えるテレビ朝日が平均13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、昨年の13.0%を上回り、断トツでトップを守った。

 今年はドル箱だった『ドクターX~外科医・大門未知子~』(米倉涼子主演)が放送されなかったが、代わりにオンエアされた『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(同)が15.7%をマーク。木村拓哉主演『BG~身辺警護人』も15.2%を記録。『相棒』も着実に15%を超え、放送された12作品すべてが2ケタに乗せる快挙を達成し、盤石の首位となった。

 TBSは平均10.8%で、昨年(10.7%)から微増し、今年も2位をキープ。看板枠「日曜劇場」では、嵐・松本潤主演『99.9ー刑事専門弁護士-SEASONII』が17.6%、嵐・二宮和也主演『ブラックペアン』が14.3%、阿部寛主演『下町ロケット』シーズン2が13.6%と高い視聴率をマーク。綾瀬はるか主演『義母と娘のブルース』も14.2%を記録し、全体の平均視聴率アップに大いに貢献した。

 日本テレビは順位こそ3位で、昨年と変わらなかったが、平均視聴率は9.4%→8.2%と急降下。最大の敗因は、看板枠だった「水曜ドラマ」の大不振だ。昨年の同枠ドラマでは、綾瀬主演『奥様は、取り扱い注意』、高畑充希主演『過保護のカホコ』、吉高由里子主演『東京タラレバ娘』と3作が10%を超えたが、今年は総崩れ。

 広瀬すず主演『anone』、吉高主演『正義のセ』、石原さとみ主演『高嶺の花』、新垣結衣&松田龍平主演『獣になれない私たち』が、いずれも1ケタに終わったのが、なんとも痛かった。もともと「土曜ドラマ」「日曜ドラマ」が弱いだけに、日テレは「水曜ドラマ」を立て直さないと、来年の巻き返しはならないだろう。

 長らく視聴率低迷が続くフジテレビは今年も4位だったが、平均視聴率は昨年の7.4%から、7.8%に上げて、日テレに0.4ポイント差に肉薄した。山崎賢人主演『グッド・ドクター』が11.2%をマークし、月9の沢村一樹主演『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』、織田裕二主演『SUITS/スーツ』が2ケタに乗せ、全体の底上げを果たした。しかし、吉岡里帆主演『健康で文化的な最低限度の生活』が5.8%に沈むなど、5~6%台の作品が7作もあったのが致命的だった。いわゆる爆死ドラマを減らさないかぎり、日テレを捕らえるのは難しいだろう。

 5位のテレビ東京は6.0%で、昨年と同率。「金曜ドラマ」は、10月期の寺島進主演『駐在刑事』が8.1%をマークするなど、昨年以上に健闘した。しかし、4月期からスタートした『ドラマBiz』(月曜午後10時~)の低空飛行が響き、足を引っ張った。この枠はビジネスドラマで、どうしても視聴者層が限定されるため、致し方ない面もある。ただ、一部では高い支持を得ている枠だけに、もう少し数字を上げたいところ。来年1月期には、真木よう子が所属事務所を移籍後、初の連ドラ主演作となる『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』がオンエアされ、準主役には関ジャニ∞・丸山隆平が起用されるだけに、注目してみたい。

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