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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > IKKO、チョコプラに寄せすぎ!?

こんなキャラだった!? IKKOと和泉元彌の中で高まる”チョコプラの含有量”

■黒柳「今日はクリスマスにふさわしいお2人をお招きしております」

 同日放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。いつものように、番組は黒柳によるゲストの紹介から始まる。そこで徹子はこう言った。

「今日はクリスマスにふさわしいお2人をお招きしております。今この局の朝の顔として大注目のおふたりです。『羽鳥慎一モーニングショー』の司会、羽鳥さんと、刺激的なコメントが人気の玉川徹さんです」

 徹子が言うのなら、クリスマスにふさわしい2人なのだろう。

■滝沢カレン「いい言葉が増えるけど、ありがとうだけがなくなると思います」

 26日放送の『思考実験バラエティー! もしもの世界』(NHK Eテレ)。「もしも魔法が使えたら」というテーマで、MCの劇団ひとりとゲストがトークしていた。で、魔法が使えるようになったら世の中はどうなるのだろう、という問いかけに対し、ゲストの滝沢カレンはこう答えた。

「言葉が変わると思います。全部(自分で)できちゃうから、ありがとうがなくなる。あと、マイナスな言葉がなくなると思います。いい言葉が増えるけど、ありがとうだけがなくなる」

 滝沢が言うのなら、そうなるのだろう。

■明石家さんま「この奇跡を大事にしよう」

 24日深夜に放送された『明石家サンタ 史上最大のクリスマスプレゼントショー2018』(フジテレビ系)。今年一番面白かったのは、最初の7歳の女の子からの電話だろう。

 女の子は、給食のじゃんけんで負けてしまい小玉スイカが食べられなかった、という話で合格。プレゼント抽選の権利を手にした。抽選は例によって、番号を付した25枚のパネルから1枚をめくる形式。しかし、女の子がコールした「16番」はハズレ。特別な配慮でもう1度抽選のチャンスが与えられたのだけれど、その2回目もハズレた。

 ただ、この2回目のチャンス、女の子は「10番」とコールしているようであり、それをさんまが「9番」と聞き間違えたようであり、「え、どっち?」と八木亜希子の声が重なって、ゴチャゴチャっとなって十分に確認がとれないままに、9番のパネルがくるりと回って、ハズレ、という展開。

 ハズレ2連続というあまりの偶然に驚くさんま。そして喜ぶさんま。ただ、電話の向こうの女の子は「さんまさーん、10ですよー」と食い下がる。さんまは「間違いなくボク、小玉スイカ送りますよ」と約束するのだけれど、それでも女の子は「10だった……」。そんな7歳に対し、さんまはこう言った。

「いや、あの、ごめんなさいね。こんな奇跡みたいなこと起こらないのよ。この奇跡を大事にしよう」

“お約束”を随所に散りばめたトークを自身の番組で展開してきたさんまは、そんな“お約束”の外、自分の想定の外からやってくる奇跡とも呼べる展開を目の当たりにしたときに、最も喜ぶ。そして、そんな奇跡を起こす人を、自分にはない何かを持つ存在として尊ぶ。相手が何歳だろうと。だから、電話が切れてなおも言う。

「あの子の持ってるもの、オレ持ちたいもん」

 7歳にバラエティーの奇跡を説いてわかるのかどうかはよくわからないけれど、7歳のあなたに嫉妬したテレビスターがいたことは覚えておいてもいいかもしれない。

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