小川彩佳アナの二の腕に触れて「ぷにぷにだね」!? 富川悠太アナによるセクハラ疑惑
2018年9月に『報道ステーション』(テレビ朝日系)のサブキャスターを卒業し、現在はAbemaTVのニュース番組『AbemaPrime』のキャスターとなっている小川彩佳アナウンサー。
『報道ステーション』卒業以降の小川彩佳アナは地上波のニュース番組とは縁遠くなり、その一方でなぜか、12月13日放送のドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)に刑事役として出演して女優デビューを飾ったりしているが、そんななか「週刊文春」(文藝春秋)2019年1月3日・10日新春特別号に『報道ステーション』時代の驚くようなセクハラを明かす記事が掲載された。
「週刊文春」記事によれば、2016年4月から『報道ステーション』のメインキャスターを務めている富川悠太アナは小川彩佳アナのことを「ヒメ」と呼んでおり、打ち合わせのときには、小川彩佳アナの二の腕に触れて「ぷにぷにだね」などと言っていたというのだ。もちろん、小川彩佳アナは嫌がる素振りを見せていたという。
これはテレビ朝日局員からの告発で、「週刊文春」側はテレビ朝日にこの証言の真偽を問い合わせているようだが、記事によればその答えは「何もお答えすることはありません」というものであったという。
「週刊文春」では過去にも、富川アナが小川アナに対して「インタビューが下手」とダメ出し、反省会でもネチネチと叱ったりしていたとの記事が出ていたが、そのようなイビリに加えてセクハラまであったとはというのだろうか。
テレビ朝日側が肯定していない以上、今回記事になったセクハラが事実かどうか断定はできない。
ただ、富川アナは小川アナを「姫」と呼んでいた。
小川彩佳アナに「プリンセス」「今日も可愛いね」
テレビ朝日アナウンス部の公式サイト「アナウンサーズ」にその文言がある。
「アナウンサーズ」のアナウンサー一覧のページでは、それぞれのアナウンサーに対して同じアナウンス部の先輩・同僚・後輩からメッセージが寄せられているのだが、そこで富川アナは彼女のことを「姫」と呼んでいると明かし、さらに、まるで憧れのアイドルに対するファンレターのような文章を寄せている。
<美人で仕事が出来て頑張り屋さんで・・・
そんな完璧のように見える姫ですが、実は大の恥ずかしがり屋さん。
アナウンス部などで先輩に「今日も可愛いね」などと褒められると、
すぐに顔を真っ赤にしてあたふたしています。
時には頭の先から鎖骨辺りまで真っ赤になっています。
そして出てくるあの笑顔。
完璧とも言える美貌が一瞬にしてグシャーッとなります。
それがまたなんとも可愛らしいのです。
・・・気づきました?
そうなんです。
姫と接した人は誰しも姫のファンになってしまうのです。
プリンセス彩佳。
私もファンの一人です>
職場において<今日も可愛いね>というセクハラが日常的になされているということがまず驚きである。
「週刊文春」記事だけ読むと、打ち合わせの席で二の腕に触れて「ぷにぷにだね」と声をかけるなどということが真っ当な会社で行われているとは思えないのだが、「アナウンサーズ」に載っている文章を見る限り、ありえなくもない。
小川彩佳アナと同期の男性アナもセクハラ文章を掲載
「アナウンサーズ」に載っているセクハラ文章は富川アナのものだけではない。
小川アナと同じ2007年入社の野上慎平アナによる文章はさらに輪をかけてすごい。同期の社員に対して、こんな妄想じみたポエムを寄稿しているのだ。
<中学時代に出会っていたら、廊下ですれ違うとドキッとして振り返り、その空気の香りを嗅いでいただろう。
高校時代に出会っていたら、3年かけて何とか携帯電話の番号を聞きだそうとしていただろう。
でも結局聞けずに終わっていただろう。
大学時代に出会っていたら、どうにかして彼女の友達と仲良くなろうとしたことだろう。
でもその友達とただ親友になって終わっていただろう。
スラッとしたスタイルと、清楚な顔立ち。
世の、恋に恋するごくごく一般的な男性にしてみれば、少し距離をおきたくなる。
おかなければならない、そう思わせる。
小川彩佳の美貌は、そんな感じだ>
小川彩佳アナが『報道ステーション』で語ったセクハラへの憤り
小川アナは2018年4月27日放送回の『報道ステーション』で、財務省の福田淳一前事務次官によるテレビ朝日女性社員へのセクハラ問題を扱った際、カメラに向かってこのように語りかけていた。
<私も今回の問題を受けて、まわりの女性、男性、色々な人と話をしましたが、想像以上に、その高い壁を感じている人が多いということを知りました。今回の女性社員の訴えからのこの流れを、決して一過性のものにするのではなく、本当の意味で体制や意識が大きく変わる転換点にしていかなければならないと、そして、なっていってほしいと、いち女性としても、テレビ朝日の社員としても、強い思いを込めてこれからもお伝えして参ります>
テレビ朝日上層部を批判した勇気ある発言は各所で取り上げられたが、これだけの発言をしなければならないほど、職場内での労働環境は芳しいものとは言えないものだということなのではないだろうか。
テレビ朝日社内で行われたセクハラに関するアンケートの結果
「週刊ポスト」(小学館)2018年6月22日号には、驚かずにはいられないテレビ朝日の内部情報も暴露されていた。
福田前財務次官のセクハラが明るみになった直後、テレビ朝日では「ハラスメントに関するアンケート」という無記名アンケートが行われたのだが、そこで表面化したのは、「社外」との関係で起きたセクハラもさることながら、「社内」の関係で発生したセクハラ被害だった。女性回答者126人のうち、社外関係者からセクハラを受けたと回答したのは43人で34%だった一方、社内関係者からセクハラを受けたと答えたのは71人で56%にも及んだという。
社内でセクハラが横行していることを示したこの数字は、テレビ朝日の企業体質の一端を示しているといえるかもしれない。「週刊ポスト」の記事では、この調査報告を受けて動揺した男性社員が多くおり、「あれを書いたのはお前じゃないのか?」などと、女性部下に探りを入れていた管理職までいたという。
テレビ局は社会の公器であり、市井の人々に与える影響は非常に強い。そこがセクハラの問題をクリアできていないのは日本社会全体にとって由々しき問題であろう。
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