吉本主催の『大阪城デジタルアート』芸人使って必死の告知も“大コケ必至”状態?
#吉本興業
12月15日、大阪城公園に体験型ナイトウォークアクティビティ『SAKUYA LUMINA(サクヤルミナ)』がオープンした。吉本興業の主導で立ち上げられた同プロジェクトだが、いざフタを開けてみると少々微妙だと心配の声も上がっている。
サクヤルミナはカナダのデジタルアート集団「Moment Factory」が開発する「ルミナ ナイトウォーク」の第9弾。夜の大阪城公園を歩きながら、幻想的なデジタルアートを楽しめるというものだ。吉本興業と電通が出資するアルカナイトと大阪城パークマネジメントの共同企画で、内閣官房が推進する「beyond2020」の認証プログラムとして、3年間の設置を予定している。
「吉本としては、かなり力を入れている事業のようですね。最近では大阪万博の誘致なども含め、自治体とのつながりの強化に積極的で、このサクヤルミナもその一環だといわれています」(お笑い業界関係者)
今回、吉本は宣伝にも余念がないという。
「吉本芸人のライブでは、頻繁にサクヤルミナの告知が行われているようです。吉本の社員が芸人たちに対して、『ほかの告知はしなくてもいいけど、サクヤルミナの告知だけは絶対に忘れるな!』と釘を刺すこともあるといいます。しかも、大阪でのお笑いライブだけでなく、他県でのライブでも告知させているというのだから、相当な気合の入りようです」(同)
それにしても、わざわざ大阪以外の場所でも宣伝させるというのはどういうことなのか?
「2019年1月末まで、大阪市民限定でサクヤルミナの入場料が安くなる優待キャンペーンをやっているんです。銭ゲバの吉本ですから、よりたくさん入場料を取ることができる大阪以外の客が欲しいところです(笑)」(同)
ちなみに、サクヤルミナの通常の入場チケット料金は大人が3,200円(前売り2,700円)。それが2019年1月31日まで大阪市民のみ2,000円になるという。
「正直、チケットの料金設定が高いのではないかといった声も多い。そのせいもあってか、来場者はそれほど多いわけでもないようで、SNSなどでもあまり話題になっていません。このままでは大コケ企画となってしまう可能性もあるので、おそらくこれからもっと吉本芸人による告知が行われることでしょう」(同)
内閣官房のお墨付きをもらったプログラムであるならば、是が非でも成功させたいはずの吉本興業。同イベントの、過剰なまでのゴリ押しが始まるのも時間の問題か?
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